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Windows 10は原点回帰? よりWindows 7に近いフィーリングに
~新UIや機能が公開
(2014/10/1 04:30)
米Microsoftは9月30日(現地時間)、次期Windows OSとなる「Windows 10」の名称および新機能の一部を公開した。
Windows 10は、IoT(Internet of Things)に始まり、PC、タブレット、サーバー、そしてスマートフォンまで対応する包括的なプラットフォームとなる。同社は米国時間の10月1日より「Windows Insider Program」を実施し、Windows 10のテクニカルプレビューを公開する。
これまでも、Windowsは、企業ユーザーは移行に際して、より慎重な検証が必要となることから、大手企業向けに早期にベータ版などを提供してきた。今回も、当初は伝統的なデスクトップ/ノートPC向け、そしてサーバー向けのプレビューが提供される。ユーザーは、Windows Feedbackアプリを使って、フィードバックを行なえる。
だが、今回の発表では、デスクトップ版Windows 10のUIが、デスクトップ画面から開始され、スタートメニューが復活するなど、Windows 7 PCをキーボード+マウスで利用していた既存ユーザーが、スムーズに移行できるよう、原点回帰とも言えるUIの改良が施されていることが強くアピールされている。
同時に、Windows 8で取り入れられたストアアプリの資産も継承され、Windows 10ではそれらがそのまま動くが、デスクトップ環境で、クラシックアプリのようにウインドウ表示され、ストアアプリとクラシックアプリを横に並べてシームレスに利用できるようになった。加えて、ストア経由でのアプリのボリュームライセンス購入も可能になる。
今回公開された新機能/UIを紹介すると、Windows 8で廃止されたスタートメニューが復活。Windows 7のスタートメニューにWindows 8の機能を拡張したような形になっており、右半分にはWindows 8のスタート画面のようなライブタイルが表示される。このタイルは位置やサイズを変更できる。
画面のスナップは、上下左右の4分割ができるようになり、4つまでのアプリを整然と並べられる。起動しているアプリは、スタートボタンの横にあるアイコンをクリックするか、画面を左からスナップされると表示される「タスクビュー」にて、より大きなサムネールで表示される。また、複数の仮想デスクトップを構築でき、例えばそれぞれに用途が異なるアプリを配置したりできる。