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キヤノン、無線LAN付きで1万円台のレーザープリンタ

Satera LBP6040
5月29日より順次発売

価格:オープンプライス

 キヤノンは、個人/オフィス向けモノクロレーザープリンタ6機種を5月29日より順次発売する。価格はオープンプライス。「Satera LBP6040」(5月29日発売)、「同 LBP6240」(7月下旬発売)は、無線LANを標準装備しつつ価格を抑えている。

 LBP6040は、コンパクト設計で印刷速度18枚/分のエントリーモデル。店頭予想価格は13,800円(税別)前後の見込み。LBP6240は、両面印刷に対応、印刷速度25枚/分で、店頭予想価格は16,800円(同)前後の見込み。

 無線LAN無しの「LBP6030」、「LBP6230」も用意され、店頭予想価格は順に11,800円(税別)前後、14,800円(税別)前後の見込み。この4製品は、1枚ずつ印刷するような個人、小規模オフィスをターゲットにしている。

LBP6240

 これまで無線LANオプションが1万円程度だったが、今回の新製品は差額2,000円程度で無線LAN標準搭載モデルを用意することで、ビジネス分野での無線LAN搭載プリンタの拡大を図る。接続設定はWPS、AOSS、らくらく無線スタートに対応。スマートフォン用アプリ「Canon Mobile Printing」も7月下旬以降に対応予定。

 本体サイズ/重量はLBP6040/6030が364×249×199mm(幅×奥行き×高さ)/約5kg、LBP6240/6230が379×293×243mm(同)/約7kg。小型化でフットプリントを抑え、店舗のバックヤードやレジ回りでも使えるようにした。このほか、競合の製品と比べてファーストプリントが速いことも売りにしており、LBP6040/6030は約7.8秒、LBP6240/6230は約6秒としている。

 無線LAN以外のインターフェイスはUSB 2.0。LBP6240/6230はEthernetも備える。

 このほか、100名規模のオフィス、受付やカウンターをターゲットにした上位機種「LBP6340」、「LBP6330」を5月29日に発売。店頭予想価格は順に31,800円(同)前後、24,800円(同)前後の見込み。印刷速度はLBP6340が33枚/分、LBP6330が30枚/分で従来機種から向上した。インターフェイスはUSB 2.0、Ethernetを備える。

LBP6340
LBP6330

(山田 幸治)