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従来型データ消去ソフトはWindows 8非対応
~3本のデータ消去ソフトが対応製品として国内初認定
(2014/3/24 13:03)
一般社団法人情報機器リユース・リサイクル協会(RITEA)は24日、国内で初めてUEFI PCに対応したHDDデータ消去ソフトの調査・評価を行ない、3本のソフトについて対応認定を行なったと発表した。
HDDデータ消去ソフトは、PCのリユース・リサイクルなどの際に利用が推奨されるが、従来のソフトの多くはBIOSを利用してデータ消去を行なっていた。しかし、Windows 8/8.1搭載PCではBIOSの代わりにUEFIを採用しており、BIOS対応型のデータ消去ソフトは利用できず、Windows 8/8.1 PCのリユース・リサイクルにとって問題となっていた。
そこで、同協会ではPC大手メーカーと共同でUEFI対応型データ消去ソフトの調査・評価を行ない、「パーソナルコンピュータ内蔵ハードディスクドライブデータ消去ソフトウェア[UEFI仕様対応版]」として以下の3本を認定した。また、BIOS対応型ソフトの検証も行なっており、5本を認定している。認定品には向こう2年間、認定ロゴの利用が認められる。
パーソナルコンピュータ内蔵ハードディスクドライブデータ消去ソフトウェア[UEFI仕様対応版]
- Anchor Erase Ver.3.0.X(株式会社アンカーネットワークサービス)
- FlashErase UEFI v1.0x(株式会社ウルトラエックス)
- Blancco Version5.x(開発元:Blancco oy ltd. 国内総販売代理店:株式会社ブランコ・ジャパン)
パーソナルコンピュータ内蔵ハードディスクドライブデータ消去ソフトウェア[BIOS仕様対応版]
- ターミネータ10plusデータ完全抹消(Windows PE版)(開発元:AOSリーガルテック株式会社 販売元:AOSテクノロジーズ株式会社)
- DataSweeper Ver 1.9x(アドバンスデザイン株式会社)
- NEODELETE ver3.X(株式会社NTTフィールドテクノ)
- FlashErase v2.0x(株式会社ウルトラエックス)
- Blancco Server Edition Version4.1x(開発元:Blancco oy ltd. 国内総販売代理店:株式会社ブランコ・ジャパン)
なお、UEFI対応型のソフトはBIOS搭載PCでは利用できないので、ユーザーはソフトを利用する前に、自身のPCがどちらなのかを確認しておく必要がある。