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Cooler Master、ベイパーチャンバー採用のトリプルタワーCPUクーラー

V8 GTS
2月21日 発売

価格:オープンプライス

 Cooler Masterは、ベイパーチャンバーと8本のヒートパイプ、3つの放熱ブロックを備えたCPUクーラー「V8 GTS」を21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13,000円前後の見込み。

 ベース部に冷媒液を入れたベイパーチャンバー構造を採用し、CPUコアからヒートパイプへの熱伝導率を向上。ヒートパイプは直径6mm×8本で、うち4本は中央の冷却ブロック、残りの4本はサイドの2つの冷却ブロックに熱を運搬する構造となっている。

 冷却ブロックはCPU上部には大型、サイドにはメモリとの干渉を避けた小型のタイプとなっている。その冷却ブロックで2基の140mmファンを挟んだ構造としている。ファンはPWMに対応し、回転数を600~1,600rpm±10%で調節可能。また、約18年間の平均故障間隔を持つPOM樹脂ベアリングを採用する。

 対応ソケットはIntelがLGA775/1150/1155/1156/1366/2011、AMDがSocket FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2。フィンはアルミニウム製。本体サイズは149.8×154×166.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1,074g(うち本体が854g、ファンが220g)。

(劉 尭)