ニュース

デル、4万円を切る8型Windows 8.1タブ「Venue 8 Pro」

~MS Officeの差額は2千円。オプションの3GはSIMロックフリー

「Venue 8 Pro」
11月14日 発表

価格:39,980~41,800円

 デル株式会社は14日、Windows 8.1を搭載するタブレット「Venue 8 Pro」発表した。発売は12月30日だが、11月22日からAmazon.co.jpで事前予約キャンペーンを行なう。価格はOfficeなしが39,980円、Office Home and Business 2013付きが41,980円と、差額は2千円。

 仕事にも遊びにも使うことを想定したWindowsタブレット。CPUにBay Trail-TコアのAtom Z3740D(1.33GHzクアッドコア、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB(シングルチャネル、DDR3L-RS 1,600MHz)、ストレージ64GB eMMC、1,280×800ドット表示対応の8型IPS液晶、Windows 8.1(32bit)を搭載。

 インターフェイスはIEEE 802.11a/b/g/n無線LAN(2x2 MIMO)、Bluetooth 4.0、microSDカードスロット、120万画素前面/500万画素背面カメラ、Micro USB、TPM、音声入出力を搭載。

 バッテリは18Whで、バッテリ駆動時間は約8時間。本体サイズは216×130×8.9mm(幅×奥行き×高さ)で、同社によるとWindowsタブレットとして最薄だという。重量は395g。本体色はレッドとブラックの2色。

 Dellブランドの純正アクセサリを多数用意するのも特徴。従来からのPC用の液晶ディスプレイ、マウス、USB→LANアダプタなどが使えるほか、Venue 8 Pro専用で、ケースの「タブレットケースフォリオ」(4,380円)、ワイヤレスキーボード+ケースの「ワイヤレスキーボード」(9,980円)、スタイラスの「アクティブスタイラス」(2,980円)、ACアダプタ(4,980円)などを用意。ワイヤレスキーボードは、スタンドになるカバーに、磁石でくっつくBluetoothキーボードが付いたもの。キーボードはボタン電池で動作する。スタイラスはSynaptics製。

【お詫びと訂正】初出時に、オプションのスタイラスをワコム製としておりましたが、正しくはSynaptics製です。お詫びして訂正させて頂きます。

 また、本体のオプションとしてHSPA+(3G)を7,854円で用意。PC用としては非常に珍しいSIMロックフリーとなっている。ただし、同社でSIMの動作検証などを行なう予定はなく、ある程度スキルの高いユーザー向けと位置付けられている。

レッドモデル正面。液晶は8型1,280×800ドット
背面。薄く同心円状にヘアラインが入っている
上面
左側面。左側のカバーの中に、microSDカードとMicro SIMスロット
下面
右側面
ブラックモデル
Bluetooth接続のワイヤレスキーボード。製品版では日本語配列となる
ケースもセットで、キーボードはケース背面に磁石でくっつく

(若杉 紀彦)