東芝、軽量薄型の7型/10.1型「レグザタブレット」
~レグザAppコネクトでTV放送/録画の配信視聴に対応

レグザタブレット AT700

10月下旬より順次発売

価格:オープンプライス



 株式会社東芝は、Androidタブレット「レグザタブレット」の新モデルとして、10.1型の「AT700」、7型の「AT3S0」を10月下旬より順次発売する。価格はオープンプライス。

 REGZAシリーズとの連携アプリ「レグザAppコネクト」の新機能として、REGZAで受信したTV放送をレグザタブレットへライブ配信する機能、REGZAで録画した番組をレグザタブレットへ配信/持ち出す機能を追加。REGZAと組み合わせてリアルタイムや録画のTV放送を視聴できる。

 対応のREGZAは「レグザリンク・シェア」機能を搭載した製品。サーバーは、地デジ6チャンネルを録画し続けるタイムシフトマシン機能を搭載した「DBR-M190」、「DBR-M180」、レコーダは「DBR-Z160」、「DBR-Z150」が発表された。レグザリンク・シェア機能は、サイバーリンク「SoftDMA for TOSHIBA」を搭載したdynabookシリーズ2011年秋冬モデルへのDLNA/DTCP-IP配信「ネットdeサーバーHD」も搭載する。詳細は僚誌AV Watchをご覧いただきたい。

 このほか、高画質化、高音質化技術の特徴を継承し、太陽光の下でも見やすくする「Adaptive Display」や超解像「レゾリューションプラス」、スピーカーの特性に合わせて音質を調節する「Audio Enhancement」、騒音が大きな環境でも聞き取りやすくする「Noise Equalizer」、雑音環境下での音声通話を明瞭にする「SRS Premium Voice Pro」などを搭載する。

AT700 背面

 AT700は「AT700/35D」の1モデルが用意され、発売は12月中旬、店頭予想価格は7万円前後の見込み。

 10.1型タブレットとして世界最薄、最軽量クラスを謳う。本体サイズは約256×176×7.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約558g。バッテリ駆動時間は約7時間。

 主な仕様は、Android 3.2、CPUにTI OMAP4430 1.20GHz、メモリ1GB、フラッシュメモリ32GB、1,280×800ドット表示対応10.1型ワイド液晶を搭載。

 AT3S0は、レグザタブレットとして初の7型モデル。「AT3S0/35D」の1モデルが10月下旬発売で、店頭予想価格は5万円前後の見込み。

 主な仕様は、Android 3.2、NVIDIA Tegra 2 1GHz、メモリ1GB、フラッシュメモリ16GB、1,280×800ドット表示対応7型ワイド液晶を搭載。本体サイズは約128×189×12.1mm(同)、重量は約379g。バッテリ駆動時間は約6時間。

 インターフェイスはほぼ共通で、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth、背面500万画素/前面200万画素カメラ、microSDスロット、miniUSB、microHDMI出力、音声入出力などを備える。

AT3S0 横AT3S0 縦AT3S0 背面

(2011年 10月 3日)

[Reported by 山田 幸治]