東芝、デザイン一新の15.6型ノートPC夏モデル

dynabook Qosmio T751

5月中旬より順次発売

価格:オープンプライス



 株式会社東芝は、新筐体の15.6型ノートPC 2011年夏モデルを5月中旬より順次発売する。価格はオープンプライス。

 今回の夏モデルから、Windowsログオン画面に無線LANのアクセスポイント状況を表示する「東芝無線LANインジケーター」を搭載し、ネットブックを除くノートPC全機種で液晶を開くと電源がONになる「パネルオープンパワーオン」機能を利用できる。このほか、Windows 7にSP1が適用される。

●dynabook Qosmio T751/T551

 AVノート「dynabook Qosmio」シリーズは、裸眼立体視できる上位機種「T851」(7月下旬発売)が発表済み。今回発表の製品を6月上旬に発売する。

 「dynabook Qosmio T751」は「T751/T8C」の1モデル。光沢IMR仕上げの天板で、パールホワイト、シャイニーレッドの2色が用意される。また、ピークシフト機能に対応する。店頭予想価格は18万円前後の見込み。

パールホワイトシャイニーレッド

 主な仕様は、Core i5-2410M(2.30GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 750GB、Intel HM65 Expressチップセット、Blu-ray Discドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶、地上/BS/110度CSデジタルTVチューナ(ダブル録画対応)、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)、Office Home and Business 2010を搭載。

 インターフェイスは、USB 3.0×1、USB 2.0×3、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 3.0+HS、ミニD-Sub15ピン、HDMI出力、100万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は約4.5時間。本体サイズは約387.6×266.8×29.1~34.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3kg。


 「dynabook Qosmio T551」は3モデルを6月上旬に発売。デザインは光沢を持たせつつ汚れが目立ちにくい表面仕上げを採用した。なお、下位の2モデルは未発表の新Pentiumが搭載される。

 上位の「T551/T6C」は、Core i3-2310M(2.10GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 750GB、BDドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶、地デジチューナ、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)、Office Home and Business 2010を搭載し、店頭予想価格は16万円前後の見込み。本体色はベルベッティブラック1色。

 バッテリ駆動時間は約8時間。連続TV視聴は約5時間動作するという。本体サイズは385.5×254×28~56.9mm(同)、重量は約3.3kg。

 中位の「T551/T5C」は、CPUを新Pentium、OfficeをPersonal 2010に変更し、Bluetooth 3.0+HSを追加した構成で、店頭予想価格は15万円台半ばの見込み。本体色はベルベッティブラック1色。

 下位の「T551/T4C」は、T551/T5CからBluetoothを省き、店頭予想価格は14万円台半ばの見込み。こちらの本体色はベルベッティブラック、ベルベッティホワイトの2色を用意。

 本体サイズは385.5×254×28~35.6mm(同)、重量は約3kg。

●dynabook T551/T351

 スタンダードタイプの「dynabook T551」は、「T551/58C」1モデル2色を5月中旬に発売する。光沢を持たせつつ汚れが目立ちにくい表面仕上げの新デザインになった。スペック面はメモリ容量が強化された。

 主な仕様は、Core i7-2630QM(2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 750GB、BDドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)、Office Home and Business 2010を搭載し、店頭予想価格は18万円台半ばの見込み。

 バッテリ駆動時間は約4.6時間。本体サイズは約380.5×254×28~35.6mm(同)、重量は約3kg。


 エントリー機の「dynabook T351」は、型番が春モデルの「T350」から変更。Intelの第2世代Coreプロセッサー・ファミリーを搭載したほか、HDD容量を強化した。デザインは新パターンを採用している。本体色のバリエーションは、リュクスホワイト、プレシャスブラック、モデナレッドの3色で同じ。

リュクスホワイトプレシャスブラックモデナレッド

 上位の「T351/57C」は、USB 3.0ポートが追加された。また、下位2モデルと異なり、HDMI出力、Gigabit Ethernetも用意されている。

 主な仕様は、Core i5-2410M、メモリ4GB、HDD 750GB、Intel HM65 Expressチップセット、BDドライブ、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶、Windows 7 Home Premium(SP1、セレクタブルOS)、Office Home and Business 2010を搭載。店頭予想価格は16万円前後の見込み。

 中位の「T351/46C」は、Core i5-2410M、メモリ4GB、HDD 640GB、DVDスーパーマルチドライブなどの構成で、店頭予想価格は15万円前後の見込み。

 下位の「T351/34C」は、新Pentiumを搭載し、店頭予想価格は12万円台半ばの見込み。発売は6月上旬。

 本体サイズは約380×250×27.7~37.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.4kg。

(2011年 5月 16日)

[Reported by 山田 幸治]