ASUSTeK Computerは、同社初のプロフェショナル向け24.1型ワイド液晶ディスプレイ「PA246Q」を5月28日に発売する。価格は63,000円。
10bit(約10億7,374万色)対応のp-IPSパネルを採用し、AdobeRGBカバー率98%、sRGBカバー率100%、NTSC比102%の広色域をサポートした。工場出荷時に簡易キャリブレーションを行なっており、購入後キャリブレーションを行なわない状態でも最大色差が5以下という。
また、12bitのルックアップテーブルを備え、なめらかなグラデーションを実現できる。RGBの3色に加えて、CMYの3色も調整が可能な6色調整機能を搭載した。さらに、色域を広げるColor Richテクノロジーや、実際の出力と同じバーチャルスケールを画面に表示しながら作業できるQuick Fit機能、2画面のピクチャーインピクチャー表示機能、ピボット機能などを備える。
主な仕様は、解像度が1,920×1,200ドット(WUXGA)、中間色応答速度が6ms、コントラスト比が1,000:1(最大50,000:1)、輝度が400cd/平方m、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスは、DisplayPort、HDMI、DVI-D、ミニD-Sub15ピン、ステレオミニジャックを備えるほか、USB 2.0×2のHub機能、7in1メディアカードリーダ機能も搭載する。
本体サイズは558.4×235×380.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約7.3kg。
このほか、LEDバックライトを採用した低価格のIPS液晶ディスプレイ「ML239H」(23型ワイド)、「ML229H」(21.5型ワイド)も同時発売する。価格は前者が26,800円、後者が21,800円。
サイズ以外の仕様はほぼ共通で、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、最大表示色が約1,677万色、色域がNTSC比72%、中間色応答速度が5ms、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が1,000:1(最大5,000万:1)、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスはHDMI、ミニD-Sub15ピン、ステレオミニジャック。本体サイズ及び重量は、ML239Hが560.7×220.4×428.6mm(同)/約3.9kg、ML229Hが517.4×210×402.5mm(同)/約3.1kg。
ML239H | ML229H |
(2011年 5月 12日)
[Reported by 劉 尭]