日本HP、デュアルコアCPUを搭載した低価格ノート「dv2」秋モデル

HP Pavilion Notebook PC dv2

7月16日より順次発売

価格:オープンプライス



 日本ヒューレット・パッカード株式会社は、AMDの低価格/薄型ノート向けプラットフォームを採用した12.1型ノートPC「HP Pavilion Notebook PC dv2」の秋モデルを7月16日より発売する。直販モデル、店頭モデルで構成と本体色/デザインが異なる。

 新モデルはCPUをデュアルコアに強化し、ビデオ機能は、従来の店頭モデルのチップセット内蔵から、単体GPUのATI Mobility Radeon HD 3410(512MB)に変更した。同社の測定によると、CPU性能が2倍近くに向上し、店頭モデルのグラフィックス能力も約89%上昇しているという。

 直販モデルは7月16日発売で、直販価格は79,800円。主な仕様は、CPUにTurion Neo X2 L625(1.60GHz)、メモリ2GB、HDD 320GB、AMD M690Gチップセット、GPUにATI Mobility Radeon HD 3410、1,280×800ドット(WXGA)表示対応12.1型ワイド液晶、OSにWindows Vista Home Premium、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetoothを搭載。本体デザインは“kirameki”、本体色はブラック。

ホワイトの店頭モデル

 店頭モデルは7月下旬発売で、店頭予想価格は7万円前後の見込み。主な仕様は、CPUにAthlon Neo X2 L335(1.60GHz)、メモリ2GB、HDD 250GB、AMD M690Gチップセット、GPUにATI Mobility Radeon HD 3410、WXGA表示対応12.1型ワイド液晶、OSにWindows Vista Home Premium、IEEE 802.11b/g無線LANを搭載。本体デザインは“asagiri”、本体色はホワイト。

 Turion Neo X2 L625とAthlon Neo X2 L335の違いはL2キャッシュの容量で、前者が1MB、後者が512KB。

 それぞれにOffice Personal 2007プリインストールモデルが用意される。

 インターフェイスはUSB 2.0×3、Ethernet、HDMI(1.3b)出力、ミニD-Sub15ピン、SDカード(SDHC)/MMC/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Cardスロット、Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は直販モデルが約3.6時間、店頭モデルが約3.53時間。本体サイズは293×242×24~33.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.7kg。

(2009年 7月 16日)

[Reported by 山田 幸治]