日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、AMDの低価格/薄型ノート向けプラットフォームを採用した12.1型ノートPC「HP Pavilion Notebook PC dv2」を4月23日より同社直販で発売する。価格は73,500円。Office Personal 2007搭載モデルは94,500円。
AMDの低価格/薄型ノート向けプラットフォーム「Yukon」を採用した国内初のノートPC。同社はdv2を、ネットブックよりも性能が良く、メインストリームノートよりも小さく、モバイルノートよりも低価格な製品と位置付ける。日本HPによると、ネットブックの標準CPUであるAtom N270よりも、Athlon Neoがさまざまな用途で高速だとしている。
直販される今回のモデルは、GPUにATI Mobility Radeon HD 3410(512MB)を搭載し、Blu-rayやH.264の再生支援が可能なほか、HDMI(1.3b)出力を装備。さらに、外付けDVDスーパーマルチドライブが付属する。
筐体は天板および本体底面にマグネシウム合金を使って剛性を高めている。天板は「ZEN」デザインの「kirameki」(煌)で、秘められたエネルギーが次々と光と化し、無数に瞬いている様子をモチーフにしているという。
主な仕様は、Athlon Neo MV-40(1.60GHz)、メモリ2GB(最大4GB)、HDD 320GB、GPUにATI Mobility Radeon HD 3410(512MB)、DVDスーパーマルチドライブ、1,280×800ドット(WXGA)表示対応12.1型ワイド液晶、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載
インターフェイスはUSB 2.0×3、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Ethernet、Bluetooth 2.0+EDR、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDカード(SDHC)/MMC/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Cardスロット、Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約3時間15分。本体サイズは293×242×24~33.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.7kg。
(2009年 4月 23日)
[Reported by 山田 幸治]