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1.7兆モデル「DeepSeek-V4-Pro」正式公開。エージェント強化で下剋上解消

 DeepSeekは8月13日(中国時間)、最新のLLMとなる「DeepSeek-V4-Pro-0813」をHugging Faceなどで正式公開した。本モデルは従来のプレビュー版に代わる正式リリース版に位置づけられており、オープンソースとして商用利用も可能なMITライセンスの下で提供されている。

 DeepSeek-V4-Pro-0813は総パラメータ数が1.7兆(1.7T)の大容量モデルで、従来のプレビュー版のモデル構造をベースにしつつ、新たに「DSpark」投機的デコードモジュールを統合。本番環境における実行性能が向上したほか、エージェント機能全般が大幅に強化された。

 同社が7月末に公開した「DeepSeek V4 Flash」の正式版では、テストした9項目すべてにおいてDeepSeek V4 Proのプレビュー版を大きく上回る“下剋上”の現象が発生していたが、DeepSeek-V4-Pro-0813では性能改善により解消している。

 各種ベンチマークテストにおいても大きな性能向上を実現し、既存の主要な商用モデルや独自モデルと同等の実力を発揮。Terminal Bench 2.1やCyberGym、DSBench-FullStack、DSBench-Hardといった高度なコーディングおよびエージェントタスク評価において、旧バージョンを大幅に凌駕するスコアを記録した。

 運用面では、モデルの思考時間を制御する「reasoning_effort」パラメータ(low、high、max)を搭載。vLLMやSGLangで展開するためのドキュメントも整備されている。