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ローカルLLMが高速化!LM Studio最新ベータ版が遂にMTP対応

LM Studio 0.4.14 (Build 2)のリリースノート。MTP対応が図られた

 米Element Labsは5月20日(現地時間)、ローカルLLMソフト「LM Studio」のベータ版「LM Studio 0.4.14 (Build 2)」を公開した。このバージョンではMTP(Multi-Token Prediction)による投機的デコーディングをサポートし、対応モデルで高速化が図れる。Qwen 3.6やGemma 4といった最新モデルの対応版において利用可能で、特に並列処理時の速度は最大2倍程度まで高速化できる。

 更新は、設定(左下の歯車マーク)→「General」内の「アプリの更新」で、「Update channel」を「ベータ版」に切り替えることで行なえる。なお、MTPの利用はLM Studio自身のバージョン更新のみならず、ランタイム(Runtime)もベータ版のv2.15.0へのアップデートが必要。また、モデルもMTP対応版を改めてダウンロードし、ロード時に「MTP Speculative Decoding」のオプションをオンにする必要がある。

 なお、記事執筆時点で、MTP対応モデル使用時に空白を削除できてしまうチャットUIのバグを修正した「LM Studio 0.4.14 (Build 3)」がすでに公開済み。

ランタイムもベータ版に切り替える必要がある
MTP対応のモデルを改めてダウンロードする必要がある
ロード時にMTP Speculative Decodingを有効にする