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これがIntelの最強GPU。Xeコア32基×VRAM 32GB搭載の「Intel Arc Pro B70」

 米Intelは3月25日、プロフェッショナル/ワークステーション向けGPU「Intel Arc Pro B70」、および「Intel Arc Pro B65」を発表した。

 Intel Arc Pro B70/B65は、既に発売中の「Intel Arc Pro B60」、「Intel Arc Pro B50」の上位にあたるモデル。このうちB70は、シリーズ最高となる32基のXeコアを採用し、20基搭載のB60と比較して性能が最大69%向上する。

 また、高まるローカルAIの需要に応える形で、32GBのVRAMを搭載し、より大容量なコンテキストウィンドウを実現できる。なお、B65もVRAMを32GB搭載するが、GPUの演算性能は従来のB60と同等。

Intel Arc Pro B70の性能
今回新たに加わったラインナップ
ローカルAIの推論向けの強化

 実際、競合のNVIDIA RTX Pro 4000の場合、Llama 3.1 8Bの最大コンテキストウィンドウは42Kとなるが、B70は約2.2倍となる最大93Kを実現できる。また、複数ユーザーの場合、トークンスループットも最大85%高くなり、最初のトークン出力も最大6.2倍高速化する。

競合のNVIDIA RTX Pro 4000との性能比較

 B70の総合性能は最大367TOPS。最大256基のXMXエンジンを内蔵する。メモリバンド幅608GB/s、消費電力は160W~290W。マルチGPUに対応し、スケーラブルに性能を拡張できる。

Intel Arc Pro B70の主な仕様
マルチGPU対応
マルチGPU搭載時の性能比較
競合のNVIDIAと比較して1ドルあたりのトークン出力性能に優れる

 なお、Panther LakeことCore Ultraシリーズ3にも、「Intel Arc Pro B390」を冠したGPU内蔵モデルを用意することを発表した。最大12基のXeコアを内蔵し、ISV認証を受けている。

 また、さらに大規模なLLM推論向けに、Xe3Pアーキテクチャに基づいたGPU「Crescent Island」を予告した。

Xe3Pアーキテクチャに基づいたGPU「Crescent Island」を予告