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モニター映り込みゼロへ。目に優しいデスクライトを実現するBenQ独自技術

 ベンキュージャパンは2月10日、都内にてメディア向けの体験型展示「お手もとのあかり展」を開催。新製品を含む複数の"スマート照明"シリーズ「BenQ Smart Lighting」を展示し、その特徴や技術を紹介した。

 同社副社長の洞口寛氏やプロダクトマネージャーの吉村千潤氏、BenQ Asia Pacificビジネスラインマネージャーのエディ・ワン氏、BenQ事業部長 のJC Pan氏が登壇し、各製品の設計やコンセプト、アイケア技術について説明した。

 90年前から基本設計の変わらないデスクライトに対して、モニターが普及している現代社会において多くの異なる潜在的な需要があるのではないかとBenQは考え、2013年から用途に合わせたライトの開発を開始したという。アイケア技術を最優先に、複数の大学との産学連携による科学的アプローチを通して、快適さや集中力を高め、視力を損なわないライトの研究を続けている。

 PC向け製品として、主力製品であるモニター掛け式のデスクライト「ScreenBar」シリーズが登場。ScreenBar、「ScreenBar Pro」に加え、無線リモコンで遠隔操作できる最新モデル「ScreenBar Halo 2」が紹介された。

 ScreenBarシリーズには独自の「ASYM-Light非対称光学技術」が利用されている。BenQ製照明に共通する「必要な箇所は明るく、不要な箇所に光を漏らさない」という設計思想に基づき、1億本もの光線をシミュレーションし、モニターへの反射/映り込みや利用者の目線への直射を防ぐよう設計されている。

光を制御する独自の技術群
ScreenBar Halo 2はモニターや目に光が当たらないよう設計されている
他社製品。カメラへ直接差し込む光や、画面に反射する光が見える

 また、光自体の自然さも追及しており、光源には「BenQフルスペクトラムLED」を採用。ブルーライトピークを低減して足りない色を補うように補正されており、自然光に近い光で手元を照らす。

ScreenBar Halo 2のスペクトル
他社製品のスペクトル。ブルーライトのピークが目立つ

 ScreenBar Halo 2に付属するリモコンでは、輝度を1%単位、色温度を25度単位で調整可能で、利用環境に合わせて細かく設定できる。また背面にもライトを搭載しており、間接照明としてより広い範囲を照らせる。周辺とモニターの輝度差を3:1のバランスに保ち、眼精疲労を軽減できるという。

同じ輝度で色温度のみを変えた際の変化
背面ライト
ScreenBar Halo 2の使用イメージ
ScreenBar Proの使用イメージ
ScreenBar Proはタッチパネル式操作

 初披露の新製品として、学習用ライトシリーズ「MindDuo」シリーズからフロアライト「MindDuo Max」、ソファライト「NookLight」、ピアノ用照明「PianoLight」シリーズより「PianoLight Grand」がお披露目された。

 MindDuo Maxは、親子で使える大型フロアライト。色温度や輝度を設定可能なほか、照明部分に付けられたフィルタで光の広がりを制御し、目に直接入る光を防げる。上部にも発光部を備え、天井に反射させて間接照明として利用可能だ。展示機のACアダプタは180W出力に対応しており、最大ではかなりの明るさで部屋を照らせると思われる。今年(2026年)第4四半期に発売予定。

MindDuo Max。間接天井照明としても使える
スリット上のフィルタを回して光の広がりを制御できる

 NookLightは、光が足りない/近くて眩しいというソファライトのジレンマを解消できるよう開発された製品。計算された光で手元だけを明るく照らせるほか、上部を発光させて天井間接照明として利用可能。操作パネルはマグネット着脱式のリモコンになっている。今年第4四半期に発売予定。

NookLight。顔に光を当てず、手元だけを照らす

 PianoLight Grandは、グランドピアノ用の照明。4つに分割された発光部で、楽譜と鍵盤を照らす。今年第2四半期に発売予定。

Pianolight Grand
4分割された発光部がそれぞれ楽譜と鍵盤を照らす

 そのほか、既存の製品として学習用卓上ライト「MindDuo 2」、特徴的な曲面構造のデスクライト「WiT」なども展示された。

顔に光を当てずに机を照らすMindDuo 2
机全体を明るくするWiT