Pebble、充電不要で数年使えるスマートリング「Index 01」。しかも約1万1,700円

Pebble Index 01

　Core DevicesはPebbleブランドより、スマートリング「Index 01」の予約受付を開始した。出荷は2026年3月を予定しており、予約価格は75ドル(約1万1,700円)、通常価格が99ドル(約1万5,500円)。本体カラーはポリッシュシルバー、ポリッシュゴールド、マットブラックの3色をラインナップする。

　PebbleはCoreブランドよりリブランドした製品群で、9年前まで販売されていたスマートウォッチ「Pebble」を復活させたものだ。Index 01はPebble初のスマートリングとなる。

　Index 01は、「脳の外部メモリ」をコンセプトに開発されたスマートリング。本体のボタンを押している間だけマイクが有効になり、ユーザーの声を録音、スマホに転送する。送られた音声は専用アプリ内のローカルLLM(大規模言語モデル)で処理され、メモやリマインダー、カレンダーへの登録などが自動で行なわれる。

ボタンを押している間だけマイクが有効になる

　処理はスマホ内だけで完結し、クラウドLLMとの通信やサブスクリプション料金は発生しない。また、アプリやリングのソフトウェアはオープンソースとなっており、ボタンへの機能の割り当てや、外部ツールの連携などのためのMCPを利用したアプリの機能拡張といった、さまざまな改造が可能だとしている。

　最大の特徴として、Index 01は充電が一切不要であるとしている。内蔵した酸化銀電池のみで数年間駆動し、充電切れ後は回収されリサイクルされる。充電設備を排することで低価格化を実現したという。

　対応OSはiOS、Android。

　リングのサイズは選択可能で、事前チェック用にCAD用のファイルが配布されているほか、サイズ調整キットも提供されている。

　本体はステンレス製で、1mの耐水性を備える。