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Valve、Steamゲーム専用ミニPC「Steam Machine」。AMD製カスタムCPU+GPU搭載

Steam Machine

 Valveは、SteamOSを搭載したミニPC「Steam Machine」を発表した。発売日は不明だが、日本でもKomodo経由で販売される予定。

 Steam Machineは、セミカスタムのAMD製Zen 4世代6コア/12スレッドCPUと(TDP 30W)、28CUを備えたRDNA3アーキテクチャのAMD製GPU(ビデオメモリ8GB GDDR6、TDP 110W)を搭載したミニPC。Steam Deckの6倍以上の性能を実現し、AAAタイトルを含むSteamライブラリの全ゲームをプレイするパワーを備え、アップスケール技術「FSR」によって4K/60fpsでゲームプレイできるという。

 OSにはSteamOS 3を採用し、一時停止/再開、クラウドセーブといった機能が利用可能。本体前面には、画面オフ時でもダウンロードの進行状況などが把握できるLEDストリップを搭載する。本体は156×162.4×152mm、重量は2.6kgと小型。低温/低騒音動作なども謳われている。

 ストレージは512GBまたは2TB NVMe SSD。インターフェイスは、USB 3.2 Gen 2、USB 3.2 Gen 2 2基、USB 2.0 2基、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、DisplayPort 1.4、HDMI 2.0などを搭載する。

 なお、Steam Machineという名前自体は2014年に発表され、当時はSteamOSを搭載したPCという定義であったため、PCメーカー各社からさまざまな形態で販売された。今回は形態を変えての“再登場”となる。