ニュース

Valve、全Steamゲームであらゆる入力に対応できる「Steam Controller」

Steam Machine

 Valveは、Steamライブラリのすべてのゲームのあらゆる入力に対応できるというゲームコントローラ「Steam Controller」を発表した。発売日は不明だが、日本でもKomodo経由で販売される予定。

 Steam Controllerは一般的なゲームコントローラとしての機能だけでなく、トラックパッドによるマウスポインタの操作、ジャイロセンサーによる入力と、静電容量式のグリップセンサーによるジャイロの有効化/無効化、サムスティック上部に搭載された静電容量式タッチセンサーによる入力など、多彩な機能を備えたゲームコントローラ。“Steamライブラリのゲームでの、あらゆる入力を考慮して設計された”と謳っている。

 サムスティックは磁気によるTMR技術を採用し、感触、応答性、長期的な信頼性向上を目指した。背面にはL4/L5/R4/R5という4つのグリップボタンを搭載するほか、電源ボタン兼用でSteamのライブラリやストアに素早くアクセスできるSteamボタン、通知やフレンドリスト、Steamチャットなどにアクセスできるクイックアクセスメニューボタンを搭載する。

 このほか、トラックパッド内に感触フィードバック用LRAハプティクスモーター、グリップ内にも高出力LRAハプティクスモーターを内蔵する。

 ホストとの接続はBluetooth 4.2またはUSB Type-Cのほか、専用の「Steam Controller Puck」による2.4GHz帯接続が可能。Steam Controller Puckはエンドツーエンドで約8msの低レイテンシを実現しているほか、コントローラ背面に磁力でくっつき、充電する機構を備えている。

 内蔵バッテリは8.39Whリチウムイオンで、駆動時間は35時間以上。本体サイズは111×159×57mm、重量は292g。Steam Controller Punkのサイズは50×28×9mm、重量は16g。