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JAPANNEXT、14型WUXGA 2枚のデュアルモバイルモニター。開発中の6Kモニターもチラ見せ
2025年9月18日 11:00
JAPANNEXTは、同社初となる新製品発表会を開催。本日発売の14型デュアルモバイルモニターのほか、近日発売予定のQi2対応3in1充電器、開発中の31.5型6Kモニターなどを展示した。
14型デュアルモバイルモニター「JN-DMD-IPS14WX」
「JN-DMD-IPS14WX」は、14型WUXGA(1,920×1,200ドット)IPSパネルを2枚備えたデュアルモバイルモニター。すでに販売を開始しており、価格は3万9,980円。
同社では現在デュアルモバイルモニター製品として、15.6型、18.5型、23.8型の3サイズを展開しているが、今回新たに14型が加わるかたち。既存の3機種がすべてフルHD(1,920×1,080ドット)2枚構成なのに対し、縦方向の解像度が高いWUXGAパネルを2枚採用。筐体も金属からプラスチックへと素材を変更し、軽量化している。
2枚のモニターを1枚の大画面として使う「接続表示モード」に加え、2枚の画面に異なる内容を表示する「拡張モード」、PCの画面と同じ内容を表示する「コピーモード」を搭載。さまざまな用途で活用できる。
また、各モニターにそれぞれ違うソースからの映像を表示する「独立モード」にも対応。PCとゲーム機を同時に表示するといった使い方もできる。ジャイロセンサーで自動的に表示を上下反転するオートフリップ機能も備える。
そのほかの仕様として、リフレッシュレートは60Hz、輝度は300cd/平方m、コントラスト比は1,000:1、視野角は上下/左右ともに170度。
インターフェイスは、USB Type-C 3基(メイン画面用2基、サブ画面用1基)、Mini HDMI 1.4 2基(メイン画面用、サブ画面用1基ずつ)、1W+1Wスピーカー、オーディオ出力など。
本体サイズは、展開時が313×430×18mm、折りたたみ時が313×213×37mm、重量は約1.4kg。モニター背面には自立式のキックスタンドを装備しており、縦向き/横向きのどちらの設置にも対応する。加えて、75×75mmのVESAマウントも備える。
3in1充電器「JN-CG-155Q3N1」
「JN-CG-155Q3N1」は、スマートフォン、Apple Watch、AirPodsをまとめて充電できる小型充電器。近日発売予定で、価格は未定。
中央上部のQi2対応充電ポートに加え、左にAirPodsなどのイヤフォン用、右にApple Watch用の充電ポートを搭載。本体上部が電動で回転する設計になっており、Qi2ポート部分は手前に傾斜した状態、または水平な状態の2つで切り替えが可能。加えて、Qi2ポート自体も回転でき、充電中のスマートフォンの向きも調整もできる。
左右の充電ポートは本体内部に押し込んで収納が可能。持ち運ぶ際にも邪魔にならないほか、片方だけ出して使うこともできる。
出力は3ポート合計最大15W、入力は18W。接続はUSB Type-C。
開発中の6Kモニターも参考展示
また、現在開発中という6Kモニターも参考展示として並べられていた。発売は2026年を予定している。
6K(6,016×3,384ドット)IPSパネルを搭載した31.5型モニターで、色域はsRGB 100%、DCI-P3 98%をカバー。6Kモニターはまた市場でも希少な製品で、高価な製品だが、リーズナブルな価格での投入を目指しているという。
そのほか、Light Fieldと呼ばれる技術を活用したモニターも参考展示されていた。モニターを見る角度によって画面内の物体の輝き方が変わって見えるもので、パネル表面の特殊なフィルターや専用コンテンツなどの組み合わせで実現しているという。現時点では美術品の展示などでの活用を想定しているとのこと。
多彩なラインナップの理由は「こだわりを実現するため」。プロチームDFMとのパートナーシップも
発表会では、同社代表取締役のベッカーサムエル氏が登壇。同社の取り組みや新製品などについて紹介した。
フランス生まれのサムエル氏だが、ゲームやマンガなどをきっかけに日本のものづくりや技術に興味を持ち、ホームステイなどを通じて学生時代から何度も日本に訪れていたという。2005年には留学生として来日し、2006年に国内で起業。2016年にはJAPANNEXTを立ち上げ、モニター製品の企画/製造/販売に携わってきた。
そのJAPANNEXTだが、スタンダードモデルやウルトラワイド、超大型、ゲーミング、モバイルに至るまで、幅広いラインナップを展開している。毎週3~5機種ほどの新製品を発表するなど、ほかのメーカーと比べても新機種の登場ペースが非常に早いことも特徴的で、2024年は166機種を発表したという。
これについてサムエル氏は、「お客様のこだわり」を実現することが大事だと考えており、スペックや機能、使い方など、ユーザーの多様なニーズに応えるためだと説明。それに向けた取り組みとして、高付加価値な製品を手頃な価格で投入すること、柔軟な開発体制やサポート体制を構築していること、未知の体験を提供することの3つを挙げた。
こういった取り組みの結果、売上は2020年からの5年で10倍まで増加。市場でのシェアも順調に伸ばしているという。
その上で同社は今後、「全ての人がジャストフィットなデスク環境を手に入れられる世界」を目指していくと説明。今回新たに投入する3in1充電器もその一環だとアピールした。
それ以外にも、同社が本社を構える千葉県いすみ市の周辺地域での取り組みや、eスポーツ団体や施設へのスポンサーシップについて紹介。新たにプロゲーミングチームDetonatioN FocusMe(DFM)とのパートナーシップを結んだことも明らかにした。スポンサーとしての活動だけでなく、製品の共同開発なども行なっていくという。
そのほか会場には、同社が現在販売しているさまざまなモニター製品などが並べられていた。以下写真で紹介する。



















































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