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Qualcomm、次期プロセッサを「Snapdragon 8 Elite Gen 5」と命名

 Qualcommは9月15日、次期ハイエンドスマートフォン向けプロセッサの名前を「Snapdragon 8 Elite Gen 5」と命名したことを発表した。

 Snapdragon 8 Elite Gen 5は9月23日に米ハワイで開かれる「Snapdragon Summit」で発表予定のハイエンド向けプロセッサ。同社はこれまで2021年に「Snapdragon 8 Gen 1」、2022年に「Snapdragon 8 Gen 2」、2023年に「Snapdragon 8 Gen 3」を立て続けに投入してきたが、2024年のモデルは“Gen 4”と名乗ることなく「Snapdragon 8 Elite」へと名前が変わった。

 今回のSnapdragon 8 Elite Gen 5はいわばGen表記への回帰なのだが、これは“Elite”を導入してから一気に5世代目へジャンプしたわけではなく、2021年に1桁ネーミングとビジュアルアイデンティティを導入して以来の5世代目にあたるとしてGen 5と名付けられた。

 同社の命名規則は性能、発売時期、各プラットフォームが幅広いポートフォリオの中でどのように位置づけられるかといった複数の要素を組み合わせたもので、今回の命名もフレームワークの延長線上にあるという。前回のEliteは、初となるOryon CPUを搭載することで、業界をリードする速度と効率性を実現し、フラグシップの性能を再定義する意味で命名されたが、今回はそのEliteの性能をさらに強化する。

 また、Gen 5は今後登場するモバイルプラットフォームの中でもいくつか登場するとした。