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高血圧症も発見できる「Apple Watch Series 11」。5Gにも対応

Apple Watch Series 11

 Appleは、新型スマートウォッチ「Apple Watch Series 11」および「Apple Watch SE3」を発表した。どちらもモバイル通信対応モデルでは、新たに5Gに対応している。

Apple Watch Series 11

 Apple Watch Series 11は、健康管理機能を強化したスマートウォッチ。9月19日発売で、価格はアルミニウム/42mmモデルが6万4,800円、アルミニウム/46mmモデルが6万9,800円、チタニウム/42mmモデルが11万4,800円、チタニウム/46mmモデルが12万2,800円からとなっている。

 健康管理機能では、センサーが血管の反応を分析し、高血圧症の可能性を知らせる機能を新たに搭載。バックグランドで動作し、過去30日間のデータを解析する。FDAなどによる認可は近日中に取得予定で、150の地域で利用可能となる。

 また、睡眠モニタリング機能を強化。睡眠時間や規則、目覚めた時間などの情報に基づく睡眠スコアが確認できるようになった。

 そのほか、独自のIon-Xガラスにセラミックコーティングを施し、ディスプレイ部の耐擦傷性能を2倍向上。バッテリ駆動時間は最大24時間となった。

Apple Watch SE 3

Apple Watch SE 3

 Apple Watch SE 3は、新たにSoCとしてApple S10チップを搭載したスマートウォッチ。9月19日発売で、価格は40mmモデルが3万7,800円、44mmモデルが4万2,800円から。

 S10チップの採用を採用したことで、新たにさまざまな機能が利用可能となり、SE初の常時表示ディスプレイのほか、ダブルタップ、手首フリップといったジェスチャー操作も可能となった。

 加えて、皮膚温センサーによる生理周期、睡眠時無呼吸、睡眠スコアといった健康管理機能にも対応している。

 バッテリ駆動時間は最大18時間で、SE初の急速充電にも対応。充電速度は従来比で2倍、15分で最大8時間分の充電が行なえるとしている。