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Steam、CPU/GPUなどの使用状況が分かるパフォーマンスモニター機能を正式実装

 Valveは6月30日、Steamクライアントアプリの最新版を公開した。ベータ版にて先行で導入していたパフォーマンスモニター機能が正式版でも利用可能となっている。

 パフォーマンスモニターは、CPUやGPUなどの細かな使用状況をまとめて表示/確認できる機能。以前からあったフレームレート表示機能を強化したもので、具体的にはフレームレートの詳細、CPUの使用率、GPUの使用率、メモリの使用量の表示に対応。フレームレートについては、DLSSなどのフレーム生成技術をサポートし、直近90秒のグラフ表示も可能となった。

パフォーマンスモニターのオーバーレイ表示

 そのほか、macOS版Steam HelperアプリのApple Siliconネイティブ対応、ネイティブでLinuxビルドがないゲームにおけるProtonのデフォルト有効化なども実施。Vulkanレンダリングを使った場合にSteamオーバーレイが無効な状態だとラグやフリーズが発生する問題など、多数の不具合の修正を行なっている。