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パナソニック、レッツノートSZ5で見せた軽量化への追求
~ネジ1本にも拘った1g単位の調整の積み重ね
(2015/10/7 20:23)
パナソニック株式会社は、都内で「レッツノート」各シリーズの2015年秋冬モデル製品発表会を開催した。各製品の詳細な仕様については別記事を参照されたい。
最初に登壇した同社 AVCネットワークス社 ITプロダクツ事業部 国内営業部 部長の向坂紀彦氏は、IoTビジネスや、マイナンバーなどによるセキュリティ対策への関心、さまざまなワークスタイルの登場といった要素により、顧客のニーズが多様化していると述べ、レッツノートの中でも特に人気のモデルだった「SXシリーズ」のフルモデルチェンジで、軽量/長時間駆動/頑丈/高性能/操作性の5つのポイントに拘った新シリーズ「SZ5シリーズ」の開発に至ったと述べた。
次いで登壇した同事業部 レッツノートSZ5 プロジェクトリーダーの坂田厚志氏により、SZ5シリーズの特徴について解説が行なわれた。
軽量化については、光学ドライブのトップカバー除去や、穴を開けての肉抜き、ネジ本数の見直しなど、数g単位での調整を繰り返し、前モデルから200g以上の軽量化を達成。また軽量化しつつも、堅牢性は従来と変わらず、高さ76cmからの動作落下、100kgf加圧振動、自由落下、局部加圧、キーボード打鍵試験を実施し、これらの試験を通過できる性能を維持しているとした。
使いやすさ向上の施策としては、画面解像度を1,600×900ドットから1,920×1,200ドットへと高解像度化し、画面比率を16:10としたほか、キーボードの配列の変更とそれに伴うキーピッチの均一化、ユーザーからの評判が良いというホイールパッドや、Skylakeの採用による高性能かつ長時間駆動の実現などが挙げられた。
SZ以外のシリーズに関しても、“Skylake”こと第6世代Coreプロセッサを搭載し、OSをWindows 10へ更新するなどの変更が行なわれたモデルが発表された。
その後、レッツノートの宣伝キャラクタを務める、女優の比嘉愛未さんが登場。神戸出張篇/金沢出張篇/北陸新幹線篇の3つ新TVCMの上映や、「レッツノート特命社員」への任命式が行なわれた。