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Intel、2014年第2四半期は過去最高の出荷数量を達成

 米Intelは15日(現地時間)、2014年第2四半期の決算を発表した。これによれば、売上高は前年同期比8%増の138億ドル、営業利益は同41%増の38億ドル、純利益は同40%増の28億ドル、1株あたりの利益は同41%増の55セントとなった。

 部門別では、PCクライアント事業本部が前年同期比6%増の87億ドル、データセンター事業本部が同19%増の35億ドル、IoT(Internet of Things)事業本部が24%増の5億3,900万ドル、モバイル&コミュニケーションズ事業本部が同83%減の5,100万ドル、ソフトウェア&サービス事業部門が同3%増の5億4,800万ドルとなった。

 第2四半期中に7,400万の普通株式を21億ドルで買い戻したが、今後も普通株式の買い戻しを強化し、第3四半期に約40億ドル、第4四半期にさらに追加の普通株式の買い戻しを予定している。

 第2四半期はBay Trailの拡大やIoTへの進出、Chromeベースのシステムの取り組み拡大などにより、四半期別としては過去最高のマイクロプロセッサ出荷数量を達成。2014年中にタブレット向けプロセッサを4,000万個出荷するという目標に向けて順調に進んでいるとした。

 第3四半期の売上高は144億±5億ドルを予測しているほか、2014年通年では約5%の売上高増を見込む。

(劉 尭)