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日本マイクロソフト、夏商戦向けに「すぽレット」キャンペーンを展開
~スポーツでタブレット利用を提案
(2014/5/30 16:20)
日本マイクロソフト株式会社は、夏商戦に向けたWindowsタブレットに関する施策として、スポーツ観戦と連動したタブレットの利用を促すキャンペーン「すぽレット」を開始した。
3月末に旅行をする女性向けに展開した「旅レット8」キャンペーンに続く、Windowsタブレット販売施策の第2弾。6月より開催されるサッカーワールドカップや、今後増える野球などのスポーツ観戦のシーズンに合わせる形でさまざまな施策を行なう。
1つ目はTwitterで、記憶に残るスポーツの名場面を、「#spolet」のハッシュタグを付加しツイートすることで応募できる「スポーツ名場面ツイートキャンペーン」。つぶやき1回を1口として応募でき、ツイート数に応じてプレゼントがグレードアップ、抽選で総額100万円相当のプレゼントが1名に当たる。
2つ目はキャンペーンWebサイト上でスピードくじを引き、Windowsストアクーポン500円分が1万名に当たるキャンペーン。クーポンの用途は主にXbox Musicで音楽などのダウンロードを想定したものとなる。上記の2つは5月30日より開始する。
3つ目は、データスタジアム株式会社から提供されるサッカー試合のライブデータを閲覧できるストアアプリ「リアサカLIVE」の配信。リアサカLIVEでは、スタメン発表、予想フォーメーション、試合スケジュール、カウントダウンと言った試合前の情報から、チームデータ、プレイヤーデータ、リアルフォーメーション、ヒートマップ、敵陣保有率、実況解説などの試合中/試合後データをグラフィカルに把握できる。
特に試合中のデータは、選手の基本データ、得点、シュート数、オフサイド数、パス数、シュート枠内、シュート枠外、セーブ数、ファウル数、アシスト数、パス成功率など、詳細なデータも閲覧可能。また、攻撃の割合を折れ線グラフで表示したり、プレイエリアを色で把握しやすくする「ヒートマップ」など、サッカーを戦略的に見るためのデータも閲覧できる。
データ配信は、6月15日、20日、25日の日本対コートジボワール、ギリシャ、コロンビア戦に加え、決勝トーナメント全戦(19試合)を配信予定。アプリ自体の配信は6月12日を予定している。
30日に都内で開かれた記者説明会では、日本マイクロソフト 業務執行役員 コンシューマ&パートナーグループ OEM統括本部 統括本部長の金古毅氏は、「我々はデバイスメーカーと協業して、魅力的なデバイスを展開するとともに、ユーザー目線のシナリオを提案し、Windowsタブレット市場の拡大に努めてきた。3月から実施した“旅レット8キャンペーン”は大成功を収め、女性の購入率を約15%高められたとともに、2014年第1四半期でWindowsタブレットのシェアが7~11.6型タブレット全体の中で30.5%を占めるようになり、我々当初が予定していた3分の1のシェアを達成しつつある。今回はスポーツ観戦の時期に合わせて新たなキャンペーンを展開し、Windowsタブレットの市場拡大に努めたい」とした。
発表会にはスペシャルゲストとして、サッカー元日本代表で財団法人日本サッカー協会理事、日本フットサルリーグ COO補佐の北澤豪氏も招かれ、リアサカLIVEの機能解説を聞くと「ここまでデータを提供されたら、(北澤氏本人も出演している)解説はいらないですね。サッカーファンと接触していると、皆さんサッカーを戦略的に捉えている方が増えている。こういったアプリを活用してもらい、家族や友人同士の話題になっていけたら良い」などと語った。