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Intel、GPUクロックを約16%高めたAtom 3775/3745
~ベース1.66GHz駆動の最上位SKU Atom Z3795も
(2014/4/24 06:00)
Intelが4月に公開したAtom Z3000シリーズのデータシートの中で、未発表のC0ステッピングを採用したBay Trail-TのSKUに関する情報が明らかになっている。
B2ステッピングで4つのSKUがあったBay Trail-Tは、B3ステッピングで6モデルに増えたが、C0ステッピングでは9モデル用意されることになる。
現在8型タブレットで多く採用されているAtom Z3740(1.33GHz、ビデオ機能内蔵)のC0ステッピング後継は、「Atom Z3745」となるようだ。CPUのクロックは1.33GHz、Burst時のクロックは1.86GHzで変更はないが、GPUのBurstクロックが677MHzから778MHzに約16%高められている。
10型タブレットで採用例が多く、8型タブレットで唯一「ThinkPad 8」が採用しているAtom Z3770(1.46GHz)の後継は「Atom Z3775」となる模様。こちらもCPUクロックに変更はないが、GPUのBurstクロックが667MHzから778MHzに高められている。
また、最上位SKUとして「Atom Z3795」を新設しており、CPUのベースクロックがZ3770の1.46GHzから1.66GHzに高められている。
デルの「Venue 8 Pro」で採用されているAtom Z3740Dは「Atom Z3745D」となり、GPUのBurstクロックは688MHzからシリーズ最高の792MHzとなっている。
このほか、Z3775D/Z3735D/Z3735E/Z3735F/Z3735Gも用意され、Z3735EとZ3735Gはメモリチャネルが32bit幅でかつシングルチャネルとなっている。パッケージサイズは17×17×0.8mm(幅×奥行き×高さ)で変更はないが、ピン数は1,380から592に大幅に減少される。
ベースクロック(GHz) | Burstクロック(GHz) | Tjmax | GPUクロック (ベース/最大、MHz) | メモリチャネル | メモリタイプ | |
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Z3795 | 1.66 | 2.39 | 105 | 311/778 | 2x64 | LPDDR3-1067 |
Z3775 | 1.46 | 2.39 | 105 | 311/778 | 2x64 | LPDDR3-1067 |
Z3775D | 1.5 | 2.416 | 105 | 313/792 | 1x64 | DDR3L-RS-1333 |
Z3745 | 1.33 | 1.86 | 105 | 311/778 | 2x64 | LPDDR3-1067 |
Z3745D | 1.33 | 1.83 | 105 | 313/792 | 1x64 | DDR3L-RS-1333 |
Z3735D | 1.33 | 1.83 | 105 | 313/646 | 1x64 | DDR3L-RS-1333 |
Z3735E | 1.33 | 1.83 | 105 | 313/646 | 1x32 | DDR3L-RS-1333 |
Z3735F | 1.33 | 1.83 | 90 | 313/646 | 1x64 | DDR3L-RS-1333 |
Z3735G | 1.33 | 1.83 | 90 | 313/646 | 1x32 | DDR3L-RS-1333 |