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富士通、Core i7-4700MQを搭載した液晶一体型「ESPRIMO FH」
~2013年夏モデル発表
(2013/6/5 11:00)
富士通株式会社は、フルモデルチェンジした「ESPRIMO FH」など2013年PC夏モデルを6月7日より順次発売する。価格はオープンプライス。
今回の夏モデルは大半が春モデルの継続になるが、ESPRIMO FHシリーズの最上位モデルがIntelの第4世代Coreプロセッサを搭載してモデルチェンジしたほか、A4ノートPC「LIFEBOOK AH」シリーズの下位モデルがアップデートされた。
スリムデスクトップの「ESPRIMO DH」については、今回から店頭モデルがなくなり、直販のみの扱いに変更。店頭モデルは液晶一体型が中心になる。また、LIFEBOOK AHの最上位モデル(AH78)は終息する。
ESPRIMO FH
ESPRIMO FHの最上位「ESPRIMO FH78/LD」は、6月7日より発売。店頭予想価格は26万円前後の見込み。本体色はシャイニーブラック、スノーホワイトの2色。
新デザインを採用し、パイオニアとの共同開発による円柱状のスピーカーを強化。8W+8Wから、10W+10Wに出力を強化し、10Wのサブウーファーを追加。DTSのサラウンド機能も継続する。スピーカーがスタンドと一体化しており、最適な音になるような角度に設定し、アルミダイキャストで振動を抑え強度を持たせた。
新機能として、「My Cloud」の機能強化で外出先からFH78/LDで録画した番組を見られるようになった。他のMy Cloud対応機種もアップデート予定としている。また、外出先からスマートフォンを使った録画予約にも対応した。目の動きを検出してスクロール操作やチャーム表示などが行なえる「視線アシスト」機能も搭載する。
主な仕様は、Core i7-4700MQ(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)、Intel HM86 Expressチップセット、メモリ8GB、HDD 3TB、BDXLドライブ、1,920×1,080ドット表示対応23型タッチパネルIPS液晶、地上/BS/110度CSデジタルTVチューナ×3(ダブル長時間録画、クイックテレビ)、Windows 8 64bit、Office Home and Business 2013を搭載。
インターフェイスはUSB 3.0×4、USB 2.0×2(1つは電源オフ充電対応)、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、HDMI入力、SDカードスロット、92万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
本体サイズは571×201×431mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約10.8kg。
LIFEBOOK AH
LIFEBOOK AHシリーズの下位モデルは、品番が「AH45/K」、「AH42/K」で春モデルと同じだが、一部が強化された。
AH45/Kはバッテリ容量を強化し、駆動時間が約6.4時間に延びた。そのほかは春モデルと同等。6月21日発売、店頭予想価格は13万円強の見込み。本体色は3色。
【6月14日追記】AH45/Kの発売が6月20日から6月21日に変更されました。
AH42/Kは、CPUが従来のPentium B970からPentium 2020M(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)に強化され、バッテリ容量を増やし駆動時間は約7.9時間に向上。発売は6月14日、店頭予想価格は12万円強の見込み。