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ソニー、A4ホームノートPC新シリーズ「VAIO Fit」
（2013/5/7 15:00）
- 5月18日より順次発売
- 価格：オープンプライス
ソニーは、A4ノートPCの新シリーズ「VAIO Fit」を5月18日より順次発売する。価格はオープンプライス。
14型、15型クラスの据え置きタイプのノートPCを“ホームノートPC”として、VAIO Fitの統一した新名称で展開。これまでの、VAIO Tシリーズ14/15、VAIO Eシリーズ14/15を置き換える位置付けとなる。
4機種用意され、15.5型の上位が「VAIO Fit 15」、14型の上位が「VAIO Fit 14」、15.5型のスタンダードが「VAIO Fit 15E」、14型スタンダードが「VAIO Fit 14E」となる。VAIO Fit 14EはCTO限定で店頭モデルは無い。コンセプトはVAIO Fit 15/14がVAIO Tシリーズに近く、VAIO Fit 15E/14EがVAIO Eシリーズに近い。
共通の特徴として、NFCのワンタッチソリューション、キーボードバックライトを装備。NFCはアクセスしやすい位置に配され、VAIO Fit 15/14はタッチパッド内、VAIO Fit 15E/14Eはパームレストに内蔵する。
VAIO Fit 15
VAIO Fit 15は、VAIO Tシリーズ15よりも薄いアルミ筐体を採用。厚さは22.5mm。天板とパームレストはヘアライン加工を施し、天板の“VAIO”ロゴはダイアモンドカットでキラキラ見えるようになった。キーボード面のデザインを損なわないよう、スピーカーはヒンジ部分に配置。タッチパッドは従来のTシリーズ15と比べて面積が約2割増えている。
ディスプレイは1,920×1,080ドット(フルHD)表示、タッチ対応の15.5型ワイド液晶を搭載。タッチ操作の安定感を高めるため、ヒンジ構造版を天板いっぱいまで伸ばし、液晶画面を支えるようにしたほか、開いた時に天板の一部が接地するよう曲線を持たせた。
本体色はTシリーズはシルバー1色だったが、VAIO Fit 15ではシルバーに加えて、ブラック、ピンクも展開する。
TシリーズにあったミニD-Sub15ピンは無くなった。また、メモリースティックデュオスロットも省かれた。
VAIO Fit 15店頭モデルはCPUの違いで2モデル3色ずつを用意。発売はシルバー、ブラックが5月18日、ピンクが6月1日。
上位の「SVF15A18CJS」(シルバー)、「SVF15A18CJB」(ブラック)、「SVF15A18CJP」(ピンク)はCore i7-3537U(2GHz、ビデオ機能内蔵)を搭載し、店頭予想価格は180,000円前後の見込み。
下位の「SVF15A17CJS」(シルバー)、「SVF15A17CJB」(ブラック)、「SVF15A17CJP」(ピンク)はCore i5-3337U(1.80GHz、同)を搭載し、店頭予想価格は165,000円前後の見込み。
そのほかの仕様はほぼ共通で、メモリ8GB、ハイブリッドHDD 1TB、Intel HM76 Expressチップセット、BDXLドライブ、フルHD/タッチ対応15.5型液晶、Windows 8 64bit、Office Home and Business 2013、Imagination Studio Suite、Photoshop Elements 11を搭載。
インターフェイスはUSB 3.0×2(1つは充電機能付き)、USB 2.0、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、HDMI出力、SDカードスロット、NFC、92万画素Webカメラ、音声出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約5時間。本体サイズは約379×255×22.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.6kg。
CTOモデルはGeForce GT 735M、SSD、タッチパネル無し(本体色ブラックのみ)などのカスタマイズに対応する。最小構成の価格は74,800円。
VAIO Fit 14
VAIO Fit 14の特徴はVAIO Fit 15と同様。加えて、従来のTシリーズ14より高解像度のディスプレイ、HDD、BDドライブなど基本性能を向上させている。
VAIO Fit 14店頭モデルは「SVF14A19CJS」(シルバー)、「SVF14A19CJB」(ブラック)、「SVF14A19CJP」(ピンク)の1モデル3色。発売は5月18日、店頭予想価格は150,000円前後の見込み。
主な仕様は、Core i3-3227U(1.90GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、ハイブリッドHDD 1TB、Intel HM76 Expressチップセット、BDXLドライブ、1,600×900ドット表示対応14型ワイド液晶、Windows 8 64bit、Office Home and Business 2013、Imagination Studio Suite、Photoshop Elements 11を搭載。
インターフェイスはUSB 3.0×2(1つは充電機能付き)、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、HDMI出力、SDカードスロット、NFC、92万画素Webカメラ、音声出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約5.5時間。本体サイズは約338×235.7×22.1mm(同)、重量は約2.2kg。
CTOモデルはGeForce GT 735M、SSD、タッチパネル無し(本体色ブラックのみ)などのカスタマイズに対応する。最小構成の価格は69,800円。
VAIO Fit 15E/14E
VAIO Fit 15Eは、従来のEシリーズと同様に高輝度タイプの液晶ディスプレイを搭載。スピーカーは手前側左右に大型のボックススピーカー、裏面にサブウーファーの2.1ch構成。
店頭モデルは「SVF15217CJW」(ホワイト)、「SVF15217CJB」(ブラック)の1モデル2色。発売はホワイトが5月25日、ブラックが5月18日、店頭予想価格は105,000円前後の見込み。
主な仕様は、Pentium 2117U(1.80GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 1TB、Intel HM70 Expressチップセット、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット対応15.5型ワイド液晶、Windows 8 64bit、Office Home and Business 2013を搭載。
インターフェイスはUSB 3.0×2(1つは充電機能付き)、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、HDMI出力、SDカードスロット、NFC、92万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約5時間。本体サイズは約380.3×260.8×25.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.5kg。
CTOモデルはフルHD液晶、GeForce GT 740M、SSD、タッチ機能追加(この場合は本体色ピンクも選択可)などのカスタマイズに対応する。最小構成の価格は64,800円。同等の特徴を持つCTO限定14型のVAIO Fit 14Eも用意される。最小構成の価格は59,800円。
