ソニーは、2012年のPC秋冬モデルとして、Ultrabook「VAIO T」シリーズを10月26日より発売する。価格はオープンプライス。
2012夏からのUltrabookのVAIO Tシリーズは、11.6型と13.3型の2種類を展開していたが、今回新たに、光学ドライブを搭載する14型モデルが加わった。家庭内用途がメインだが、たまには持ち運ぶというユーザーをターゲットにしている。
2012秋冬モデルはWindows 8 64bitを搭載。13.3型モデルは、従来モデルの継承機と、タッチパネル搭載した2モデルで展開する。
●Tシリーズ1414型のTシリーズ14は、A4サイズのUltrabook。厚さは約20.8mm。光学ドライブを搭載するほか、ソニーのマルチメディアスイート「Imagination Studio Suite」、Adobeの「Photoshop Element 10」がプリインストールされる。スリープ時の独自機能「Rapid Wake + ECO」や、サラウンド機能、nasne連携など他のモデルと同等の特徴を備える。
店頭モデルは「SVT14119CJS」の1つ。店頭予想価格は14万円前後の見込み。
主な仕様は、Core i5-3317U(1.70GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB(オンボード、最大8GB)、HDD 750GB+キャッシュSSD 32GB、Intel HM77 Expressチップセット、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応14型ワイド液晶、Office Home and Business 2010を搭載。
インターフェイスはUSB 3.0(充電対応)、USB 2.0、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、SDカードスロット、メモリースティックデュオスロット、131万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。
バッテリ駆動時間は約6.5時間。本体サイズは約345×238.2×20.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.92kg。
カスタマイズモデルでは、Core i7-3517U(1.90GHz)やRAID構成のSSD、BDドライブなどを選択できる。
タッチパネルの「SVT13129CJS」。こちらはベゼルが黒くなる |
13.3型のTシリーズ13は、タッチパネル機能搭載モデル「SVT13129CJS」を追加。タッチパネルとOS以外は従来モデルとほぼ同じ。
主な仕様は、Core i5-3317U、メモリ4GB(オンボード、最大8GB)、HDD 500GB+キャッシュSSD 32GB、Intel HM77 Expressチップセット、1,366×768ドット表示対応13.3型ワイド液晶、Office Home and Business 2010を搭載。 店頭予想価格は13万円前後の見込み。
タッチパネル無しの「SVT13128CJS」の店頭予想価格は12万円前後の見込み。
カスタマイズモデルは、タッチパネルの有無や上位CPU、RAID構成SSDなどが選択できる。
11.6型のTシリーズ11は、OSがWindows 8になった以外は従来とほぼ同等。店頭モデルは「SVT11129CJS」で、店頭予想価格は11万円前後の見込み。
SVT13128CJS | SVT11129CJS |
(2012年 10月 1日)
[Reported by 山田 幸治]