NEC、個人向けPC春モデル新製品発表会

LaVie Lightと西島まどかさん

1月18日 発表



 NECは18日、個人向けPC「LaVie」と「VALUESTAR」シリーズの春モデルを発表。これにあわせて、都内で発表会を開催した。

 説明にあたったNECパーソナルプロダクツ 商品企画開発本部 本部長代理の渡邉敏博氏はまず、Windows 7登場後の市場を振り返り、「Windows 7発売直後は、前年比で約16%の出荷台数増、直近の状況を見ても6%増の出荷台数を実現した。今回発表する製品はWindows 7モデルの第2弾であり、さらに市場の拡大を目指す」と語った。

渡邉敏博氏春モデルの製品開発テーマ

 春モデルの製品開発のテーマは、おおまかに3つ存在する。スタンダードノートの「LaVie L」ではCore i5/i3などの最新CPUや64bit OSの対応など、最新技術の搭載を果たした。ネットブック「LaVie Light」とCULVノート「LaVie M」は、USB Duet機能の搭載など、2台目PCとしての使いやすさを追求。そして一体型の「VALUESTAR N/W」では、地デジ機能の強化により、新入学や新生活に求められるニーズに配慮した。

 LaVie Lの具体的な特徴としては、Core i5/i3の搭載により、性能が従来比で約1.5倍に向上。また、上位モデルではUSB 3.0を搭載することで、対応デバイスにおいて大容量データのやりとりが高速になったとしている。

 また、デザイン面の強化も1つの特徴。ガラスフレークやインモールドフィルム形成を採用することにより、表面の質感を高めたという。さらに今回こだわったのは、19mmのキーピッチはそのままに、テンキーを搭載したキーボード。「Enter」とテンキーの間に5.6mmのフレームを設けることで、押し間違いが発生しづらいようにした。

 さらに、キーボードにはセミグロッシー塗装を施すことで、光沢のある高級感と、指紋がつきにくい実用性を両立させたという。

LaVie Lの主な特徴CPUアーキテクチャの刷新やUSB 3.0の搭載などデザイン面の強化

 LaVie LightとMでは、USBケーブルをメインPCなどと接続するだけで、内蔵HDDの一部をマスストレージとして認識させる「USB Duet」機能を搭載。これによって、外出先で撮った写真をまずLaVieに保存し、帰宅後メインPCにコピーするといった利用方法があるとした。

 また、利用料が有料ではあるものの、BIGLOBEのオンラインストレージサービス「FlyFolder」に対応。外出先などで指定したフォルダにデータを保存するだけで、自動的にオンラインストレージ経由で、別のPCとデータが同期できる。これによって、2台目PCとしての有用性が高まるとした。

 デザイン面やハードウェア面でのほかの強化点としては、スライドパッドが従来面積比で約1.7倍大きくなり、操作性を向上させた。また、新たにファッションのトレンド色であるライムグリーンをラインナップに取り入れたことで、新規ユーザー層の開拓を目指すとした。

2台目PCとしての機能を強化したLaVie MとLightUSBケーブルを接続するだけでメインPCからマスストレージとして認識され、データのコピーが可能
FlyFolderによるオンライン経由のデータ同期デザイン面の強化やカラーバリエーションの展開

 VALUESTAR Nにおける強化としては、設置時の奥行きが約2.6cm(最小傾斜時)短縮されることで、より狭いスペースでも設置可能になった。

 一方VALUESTAR Wでは、Nと同様に本体色のラインナップを3種類に増やしたほか、21.5型ワイド液晶搭載モデルの一部ではマルチタッチ対応液晶を搭載することで、Windows 7の登場によるタッチへのニーズの高まりに応えた。

VALUESTAR Nの主な特徴VALUESTAR Wの主な特徴

 TV機能搭載モデルにおける強化点として、TV番組の情報から出演者情報を抽出し、プロフィールを検索する機能を追加したことなどが挙げられる。また、独自の特徴として、外付けHDDに録画する機能、カット編集機能、録画データを自動的にmicroSDにコピーし、ワンセグケータイで録画を視聴できる「外でもVIDEO」機能、無線で地デジを転送し視聴可能にすることで、ノートPCの可搬性を高める「WirelessTV Digital」の採用などを挙げた。

TV番組情報から出演者を抽出し、Webでプロフィールなどを参照できる簡易ビデオ編集や外付けHDD録画の対応
録画した番組を、録画完了後に自動的にmicroSDに保存し、外出先などでワンセグケータイで視聴できるWirelessTV Digitalにより、ノートPCとしての可搬性を維持しながら地デジの視聴を可能にした

 発表会では、フリーアナウンサーの西島まどかさんがゲストとして招かれ、写真撮影に協力してくれた。西島さんは、121wareでPCの製品紹介ビデオなどに出演している。

 西島さんに、現在どのPCを使っているか、尋ねたところ、「LaVie Nのモカレイヤード/モカと、LaVie Light初代のピンクを使っています」と答えてくれた。新モデルでどのモデルがお気に入りかについて聞いたところ、「LaVie Lightのブラックが地味ながらカッコ良くて好きです。あと、一人暮らしでしたら、VALUESTERの地デジモデルが良いですね。2011年の地デジ化が迫っているので、今購入されるのでしたらそちらです」と答えた。

LaVie Lightの新色を手にする西島まどかさん
発表会で展示されていたLaVie L。キーボードがテンキー付きとなり、操作性が向上したLaVie Light。ライムグリーンは2009年度後半のトレンドカラーだというVALUESTAR Wには3色を用意した
スタンダードな一体型のVALUESTAR N従来機(写真左)と比較してスリム化された

(2010年 1月 18日)

[Reported by 劉 尭]