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「X68000 Z SUPER」が8日にクラウドファンディング開始。5万9,800円から
2025年2月7日 15:25
瑞起は、X68000復活プロジェクトの第4弾となる「X68000 Z SUPER」のクラウドファンディングを2月8日19時より開始する。製品入手に必要な出資額は5万9,800円から。
X68000 Z SUPERは、1991年にシャープが発売した「X68000 SUPER」を復刻した製品。これまでの復刻機と比べ、サイズを約1.5倍大きくしたことで、筐体の比率がより正確になったとしている。インターフェイスも拡充しており、新たにMIDI、SCSI、D-Subの3種類のポートを追加した。別売のNano-ITXボードも内蔵できる設計で、Windowsとのデュアルブートも可能となっている。
主な仕様は、SoCがCortex-A7クアッドコア(最大1.2GHz)+Mali-400MP2、メモリが512MB DDR3。インターフェイスは、USB 2.0 6基、HDMI、UART、MIDI 3基、SCSI、D-Sub 2基、SDカードスロット 2基、ヘッドフォン出力。Wi-Fiも内蔵する。
想定の本体サイズは97×169×226mm、重量は約700~900g。電源はUSB Type-C(65W)。
また、本機をZ68000 XVI仕様に変更するためのカスタムキットも用意。Z68000 XVIの外観を再現する前面パネルに加え、交換用メイン基板が含まれており、動作クロックを10MHzから16MHzへと引き上げられる。
カスタムキットのメイン基板は、SoCがCortex-A55オクタコア(最大2GHz)+Mali-G57+RISC-V(最大200MHz)、メモリが1GB DDR4となる。インターフェイスは標準基板と共通。
そのほか、クラウドファンディングの支援者には、D-Sub接続のジョイカード、システムディスク Ver.3.02などが付属。アルミ削り出し筐体採用モデルや、オプションのNano-ITXボード(Core i3-N305またはCore i5-12450H搭載)の出資も募っている。