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ラトック、ビデオデッキから映像をPCレスでデータ化できるレコーダ

下からRS-AVREC3、RS-AVREC2、RS-AVREC1

 ラトックシステムは、デッキからの出力のみでビデオテープをデジタル化できる「思い出ビデオ変換レコーダー」を3月下旬に発売する。3型液晶搭載の「RS-AVREC1」、5型液晶搭載で音声非圧縮記録可能な「RS-AVREC2」、HDMI入力に対応した「RS-AVREC3」の3機種を用意。価格は順に3万2,780円、4万9,280円、6万5,780円。

 ビデオデッキと接続することで、PCのキャプチャーボードなどを経由せずに直接ビデオテープのデータ化ができるレコーダ。いずれの機種もコンポジットおよびSビデオ入力による映像/音声の記録が可能。HDMI出力も搭載する。映像の記録フォーマットはMP4。記録メディアはmicroSDカードもしくはUSBメモリ。

接続例

RS-AVREC1

 3型液晶搭載で最大記録解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)でフレームレートは30fps。音声フォーマットはMP3のみ。デッキと接続して再生中、任意のタイミングで録画ボタンを押すことでデータ化が始まる。インターフェイスは入力がコンポジット、Sビデオ、ライン。出力がHDMIとライン。USB Type-C端子は電源用。

 本体サイズは約143×60×27mm、重量は約126g。コンポジットケーブルと3.5mmオーディオケーブルが付属する。

同梱物

RS-AVREC2

 非圧縮音声(WAV)の記録に対応した5型モニター搭載モデル。RS-AVREC1と比べ、記録時の解像度が最大720×480ドットまたは720×576ドット、フレームレートが60fpsになるほかボタン配置が異なる。またバッテリを内蔵しており電源を接続せずに使うことも可能になっている。容量は1,800mAhで連続録画時間の目安は約150分。

 本体サイズは157×83×24mm。重量は約210g。

同梱物

RS-AVREC3

 HDMI入力に対応しており4K映像の記録が行なえる上位機種。パススルーやPCとのUSB接続機能を備えており、HDMIキャプチャとしても使用できる。

 本体サイズは157×83×24mm。重量は約210g。

同梱物