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ファーウェイ、血圧測定できるスマートウォッチ「WATCH D2」を一般発売
2025年2月7日 11:15
ファーウェイ・ジャパンは、血圧測定ができるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」(HUAWEI WATCH D2)を13日に発売する。実売予想価格は6万280円前後の見込み。
HUAWEI WATCH D2は、昨年(2024年)12月にクラウドファンディングを実施していた、自動血圧モニタリング機能搭載のスマートウォッチ。クラウドファンディング終了までに、支援総額1億6,000万円を達成し、本製品の一般販売を決定した。
日本の管理医療機器の血圧計を内蔵し、本体内部のマイクロポンプがベルトと一体化したカフに空気を送り込むことで血圧を測定できる。また、日本のプログラム医療機器の承認を得た心電図機能も搭載する。
前モデル「HUAWEI WATCH D」からの進化として、血圧測定を好きなタイミングで行なえる通常の「血圧測定機能」に加えて、夜間(就寝中)にも自動で血圧を測定できる「自動血圧モニタリング機能」を新たに搭載し、1日を通して血圧の変化をモニタリングできるようになった。
自動血圧モニタリング機能では、日中と夜間それぞれの測定間隔などのモニタリングプランを初期設定することで、日中はリマインドとともに定期的に測定し、夜間は就寝中に自動で測定できる。
前モデルよりディスプレイは約1.82型AMOLEDと大型化しつつ、本体サイズは約38×13.3×48mmとよりコンパクトになった。重量は約40g(ベルト含まず)で、ベルトを含む重量は前モデルより約10%軽く、ベルトの幅は12%スリムになっており、よりスマートウォッチとして日常使いできるデザインとなっている。
カフ部分は布製カバーからTPU素材に変更し、長時間の使用にも好適とする。血圧測定時のカフの圧迫も夜間測定時に気にならないように前モデルより静かかつ効果的に行なえるようになっているほか、生体センシングシステム「HUAWEI TruSense」により、前モデルより血圧測定結果の精度が10%向上しているという。
血圧測定以外の健康管理機能として、睡眠モニタリングや心拍数、血中酸素レベル、皮膚温、ストレスレベルなども測定できる。睡眠モニタリングでは睡眠中の呼吸の状態を確認できる「睡眠中呼吸乱れ検知」機能を搭載する。ワンタップで総合的なヘルスケアチェックが可能な健康管理機能「Health Glance」も新たに追加する。
このほか、80種類以上のワークアウトモードや、着信/メッセージの確認、SMSへのクイック返信、スマートフォンでの遠隔撮影が可能なリモートシャッター機能なども備える。防水性能はIP68。
バッテリ駆動時間は1日6回血圧測定する通常使用の想定下で約6日間、自動血圧モニタリング機能使用時は約1日間。
カラーは、汗に強いフルオロエラストマー素材の「ブラック」と、ホワイトレザーを採用した「ゴールド」の2色を展開する。