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次世代PCIe 7.0のバージョン0.7が公開。帯域幅はPCIe 5.0の4倍に
2025年1月21日 17:59
PCI-SIGは17日、次世代規格「PCIe 7.0」のドラフト版仕様となるバージョン0.7をメンバーの組織向けに公開した。2024年4月にリリースしたバージョン0.5へのフィードバックを反映したものとなる。
PCIe 7.0では、PCIe 6.0の2倍となる128GT/sの帯域幅により、16レーン時で最大512GB/sの双方向転送を可能にする。加えて、PAM4信号の採用や電力効率の改善、低レイテンシや高信頼性の実現なども目指す。また、これまでのPCIe規格との下位互換性も維持される。
正式バージョンのリリースは2025年内を予定。800Gigabit EthernetやAI/マシンラーニング、ハイパフォーマンスコンピューティングなどでの活用を見込む。