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アクションボタン装備で便利になった「iPhone 16」。バッテリ駆動時間も延長
2024年9月10日 05:18
Appleは、メインストリーム向けスマートフォン「iPhone 16」、「iPhone 16 Plus」を9月20日に発売する。価格はiPhone 16の容量128GBモデルが12万4,800円、256GBモデルが13万9,800円、512GBモデルが16万9,800円。iPhone 16 Plusの128GBモデルが13万9,800円、256GBモデルが15万4,800円、512GBモデルが18万4,800円。
AppleのAI「Apple Intelligence」に特化した設計としており、文書を校正して書き直す作文ツールや、録音の文字書き起こし、メッセージ通知の要約、絵文字の生成などが可能。プライバシーにも配慮し、自社設計のサーバーベースモデルを利用したPrivate Cloud Computeでプライバシーを保護するという。なお、Apple Intelligenceはまず年内に米国でベータ版で提供され、日本語展開は2025年になる予定。
左側面上部にアクションボタンで、さまざまな操作を割り当て可能となっており、時間帯によって異なる操作を行なうといった設定も可能。また、iPhone 16 Proと同様タッチセンサーと感圧センサー、感触フィードバックを備えたカメラコントロールを右下部に備えており、スワイプによるカメラのズーム操作やモード切り替えなどが行なえる。
【11時10分訂正】記事初出時、アクションボタンとカメラコントロールを混同しておりました。お詫びして訂正します。
カメラはメインが「48MP Fusion」(26mm相当、F1.6)、超広角が1,200万画素(13mm相当/F2.2)。2つのカメラの位置が一列になったため、空間写真の撮影が可能となり、Apple Vision Proでより没入感の高い写真の撮影が可能。
プロセッサは第2世代3nmプロセスで製造されるA18で、従来の「iPhone 15」と比較してCPUは30%、GPUは40%高速化している。一方でより大きなバッテリスペースが確保されたことによりバッテリ駆動時間が延長し、iPhone 16 Plusでは最大27時間、iPhone 16では最大22時間のビデオ再生が可能。
このほか、航空宇宙産業レベルのアルミニウム、“どんなスマートフォンよりも2倍タフ”と謳うCeramic Shieldガラスの採用、5色カラバリ展開などが特徴となっている。
iPhone 16は2,556×1,179ドット表示対応6.1型Super Retina XDRディスプレイを搭載。本体サイズは71.6×147.6×7.8mm、重量は170g。
iPhone 16 Plusは2,796×1,290ドット表示対応6.7型Super Retina XDRディスプレイを搭載。本体サイズは77.8×160.9×7.8mm、重量は199g。