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ASUS、世界初を謳うWQHD/480Hz/OLEDの26.5型ゲーミングモニター

ROG Swift OLED PG27AQDP

 台湾ASUSは20日、Gamescom 2024にあわせ、世界初を謳うWQHD/480Hz対応OLED搭載26.5型ゲーミングモニター「ROG Swift OLED PG27AQDP」、およびWQHD/360Hz対応の26.5型OLED「ROG Strix OLED XG27ACDNG」、WQHD/360Hz対応27型IPS「ROG Swift 360 Hz PG27AQNR」を発表した。

ROG Swift OLED PG27AQDP

 ROG Swift OLED PG27AQDPは、世界初を謳うWQHD(2,560×1,440ドット)/480Hz対応OLEDパネルを搭載した26.5型ゲーミングモニター。北米価格は999ドル。

 パネルタイプはWOLEDで、中間色時で0.03msの高速応答を実現。RWGBのサブピクセル配列を採用し、テキストをクリアに表示できるという。色域はDCI-P3 99%、色精度はDelta E 2未満で、DisplayHDR True Black 400もサポートする。

 ゲーム向けのAIアシスタント機能を複数搭載する点も特徴。表示中のコンテンツに応じてモニター設定を調整するAI Visual、背景色に応じてクロスヘアの色を変えるAI Crosshair、画面中央部を自動でズームするAI Sniper、暗所の視認性を高めるAI Shadow Boost、MOBAジャンルのゲームで集団戦を検出すると注意を促すMOBA Map Helperなどを搭載する。

 そのほか、独自のOLED向けアンチフリッカーやモーションブラーを抑えるELMB(Extreme Low Motion Blur)機能も装備。PC用ユーティリティのDisplayWidget Centerを通じて利用できるOLEDパネルの保護機能「OLED Care+」も新たにサポートする。

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 主な仕様は、表示色数が10億7,370万色、中間色応答速度が0.03ms、ピーク時輝度が1,300cd/平方m、コントラスト比が150万:1、視野角が上下/左右ともに178度。

 インターフェイスは、HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4、イヤフォンジャックを装備。USB 3.0×2のハブ機能も備える。

 本体サイズは605×274×548mm、重量は6.2kg。

ROG Strix OLED XG27ACDNG

ROG Strix OLED XG27ACDNG

 ROG Strix OLED XG27ACDNGは、WQHD/360Hz表示対応のQD-OLEDパネルを搭載する26.5型ゲーミングモニター。発売は10月を予定している。

 HDR関連の機能として、ピーク輝度モードを使用している際に、明るく鮮やかな画像を一貫して表示できるDynamic Brightness Boostに対応。また、HDRモード有効時に従来変更ができなかった色温度や輝度、彩度といった項目が調整可能となった。

 中間色時で0.03msの高速応答によりモーションブラーを低減。独自のOLED向けアンチフリッカーや、パネル保護機能のOLED Care+にも対応する。加えて、新たなヒートシンクデザインを採用し、放熱性を高めて焼き付きリスクを低減したという。

 インターフェイスは、HDMI 2.1、DisplayPort 1.4、90W給電対応のUSB Type-Cなどを備える。

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ROG Swift 360 Hz PG27AQNR

ROG Swift 360 Hz PG27AQNR

 ROG Swift 360 Hz PG27AQNRは、WQHD/360Hz表示対応のIPSパネルを搭載する27型ゲーミングモニター。発売は2024年第4四半期を予定している。

 eスポーツや競技重視のゲーマーに向けた設計を施したという製品。360Hzの高リフレッシュレートに加え、VRR(可変リフレッシュレート)やG-SYNCに対応。VRRや可変オーバードライブ技術などを組みあわせ、モーションブラーやゴーストを抑えるG-SYNC Pulsarもサポートしている。

 インターフェイスはHDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4などを備える。

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