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マイナカードの本人確認、ICチップ読み取りを義務化へ。マッチングアプリの個人認証促進も

 岸田総理は18日、第39回犯罪対策閣僚会議を実施した。デジタル庁の河野太郎デジタル大臣は本会議において、非対面の本人確認はマイナンバーカードのICチップに一本化し、対面でもICチップの読み取りを義務化し、マッチングアプリ事業者には公的個人認証サービスの利用を促すことが決定したと自身のX(旧Twitter)アカウントで述べた。

 本会議では、SNSやマッチングアプリを利用した投資詐欺やロマンス詐欺が急増していることが議論された。この状況を踏まえ、国民の財産を守り、安心して投資できる環境を整えるため、政府は詐欺全般に特化した総合対策を取りまとめた。本人確認手法の厳格化やマイナンバーカードのICチップ読み取り義務化は対策の一環となる。