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iPhoneへのマイナカード実装、確定申告には間に合わず。河野大臣「私の力不足」

 Appleが2025年春より展開を予定している、iPhoneへのマイナンバーカード機能の実装が2025年の確定申告に間に合わないことについて、デジタル庁の河野太郎デジタル大臣が「私の力不足」と自身のX(旧Twitter)アカウントで述べた。

 Appleは30日に、日本国内でAppleウォレットの身分証明書機能を展開することを発表した。現在はデジタル庁と協力して、2025年春の後半からAppleウォレットにマイナンバーカードを追加できるよう準備を進めている。

 Appleのリリース中で河野大臣は、マイナンバーカードのiPhoneへの実装について、「マイナンバーカードの機能をスマートフォンへ搭載するという大胆な取組に、Apple社とともに協働していくこととなり、大変嬉しく思っています」と述べ、「デジタル庁は、スマートフォンを基盤とした世界をリードする安全で便利なデジタル社会を、構築してまいります。」とコメントしている。