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Call Screenの改善やアプリ単体の画面共有機能追加など、Pixel向け月例更新

Call Screenに相手が無音の場合のボタンなどを追加

 Googleは、Pixelシリーズのデバイス向けに、月例アップデート(Feature Drop)を提供開始した。今回のアップデートでは、Call Screenの改善やPixel Watchシリーズの機能強化などが実施される。

 スマートフォン向けには、Call Screenにおいて通話相手が何も話さなかった場合に「Hello?」ボタンが出現するようになり、押すとGoogleアシスタントが相手に要件を尋ねてくれる。加えて、ユーザーがすぐに応答できない場合に、相手に少し待ってもらうよう知らせる機能も用意する。また、Pixelで撮影した10bit HDR動画やUltra HDR写真をInstagramに直接投稿できるようになる。

 タブレットおよびスマートフォン向けのアップデートとしては、Web会議で画面共有をする際に、単体のアプリの画面のみを共有できるようになり、Googleドキュメントでは指やペンを使って手書きで注釈を付けられるようになる。

 さらに、Pixel Tablet向けに、音声入力利用時にキーボードをツールバーに最小化する機能を追加。Pixel 7および7 Pro向けには、Circle to Search(かこって検索)がまもなく実装予定だという。

アプリ単体を画面共有できるように
音声入力時にキーボードを最小化

 そのほか、スマートウォッチでは初代Pixel Watch向けに、ワークアウトのトラッキングの際のさらなるオプションを追加。目標ペースや心拍数ゾーンの目標設定、ワークアウトの自動開始および停止機能、呼吸エクササイズ機能などが使えるようになる。

 また、公共交通機関を使った道のりを案内表示する機能が利用可能になる。リアルタイムの出発時刻やマップビューを使って、Googleマップアプリが目的地まで案内してくれる。