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BOOX、カラー表示対応のAndroid搭載10.3型電子ペーパー2機種

BOOX Note Air3 C

 SKT株式会社は、ONYX International製のAndroid搭載10.3型電子ペーパー「BOOX Note Air3 C」および「BOOX Tab Ultra C Pro」を発表した。前者が販売中で8万6,800円、後者が11月2日発売で10万9,800円。

BOOX Note Air3 C

 BOOX Note Air3 Cは、「BOOX Note Air2 Plus」の後継機にあたる製品で、電子ペーパーパネルをKaleido 3カラースクリーンへアップグレード。グレースケール時で300ppi、カラー時で150ppiと解像度も向上しており、CPUの強化と独立GPUであるBSR(BOOX Super Refresh)の内蔵により、高速動作が可能となった。

 ディスプレイは4,096段階の筆圧検知に加え、新たな特殊保護フィルムを採用し、ペンと紙で書いているような書き心地を実現。図形の自動補正や取り消し線での消しゴム、囲んだりアンダーラインを引くことでの範囲選択が可能なSmart Scribe機能も備えており、文書作成なども効率的に行なえる。2つのアプリを同時に使用できるスプリットスクリーン機能を搭載している。

 主な仕様は、CPUがQualcomm製8コア(2.4GHz)、メモリが4GB、ストレージが64GB UFS 2.1、ディスプレイが10.3型Kaleido 3(グレースケール時1,860×2,480ドット、カラー時930×1,240ドット)、OSがAndroid 12。

 インターフェイスは、USB Type-C、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。

 本体サイズは193×5.8×226mm、重量は430g。スタイラスペンのBOOX Pen Plusやケースも付属する。

BOOX Tab Ultra C Pro

BOOX Tab Ultra C Pro

 BOOX Tab Ultra C Proは、「BOOX Tab Ultra C」のアップグレード版にあたる製品。CPUクロックが2GHzから2.8GHzに、メモリが4GBから6GBに、ストレージがUFS 2.1からUFS 3.1に、OSがAndroid 11からAndroid 12にそれぞれ強化された。

 また、ページめくりボタンが追加され使い勝手が向上。別売の専用ケースは、キーボードだけでなくタッチパッドも搭載された。

 主な仕様は、CPUがQualcomm製8コア(2.8GHz)、メモリが6GB、ストレージが128GB UFS 3.1、ディスプレイが10.3型Kaleido 3(グレースケール時1,860×2,480ドット、カラー時930×1,240ドット)、OSがAndroid 12。

 インターフェイスは、USB Type-C、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、microSDカードスロット、1,600万画素フラッシュ付き背面カメラ、音声入出力などを備える。

 本体サイズは184.5×6.6×225mm、重量は450g。スタイラスペンのBOOX Pen2 Proなどが付属する。