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Windows 11のメモ帳に自動保存機能。Insider向けに提供開始

メモ帳に自動保存機能が加わった

 Microsoftは31日(米国時間)、Windows InsiderのCanaryおよびDevチャネル向けに、自動保存機能を追加した「メモ帳」およびUIを改良した「Snipping Tool」の提供を開始した。

 メモ帳には、セッションの状態を自動保存する機能が追加された。バージョン「11.2307.22.0」以降で利用できる。

 アプリをそのまま閉じてしまった場合でも、閉じる前のタブや保存前のテキスト、編集内容などを復元できる。ファイル自体には変更を加えず、タブを閉じる際にファイルへ変更を保存するかどうかを選べる。なお、アプリの設定から機能の無効化もできる。

Snipping Toolの新たなキャプチャバー

 Snipping Toolでは、新たなキャプチャバーが導入され、スクリーンショットと画面録画の切り替えをアプリを開かずとも行なえるようになった。バージョン「11.2307.44.0」以降で利用できる。

 Win+Shift+Sキーのショートカットで呼び出せるキャプチャバーが改良され、スクリーンショットと画面録画の切り替えられるようになった。加えて、録画用のキャプチャバーを呼び出すショートカットとしてWin+Shift+Rキーが設定された。さらに、画面録画時のオプションとして、PC音声やマイク音声の録音も可能となっている。

PC音声やマイク音声の録音も可能に