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建物の後ろに敵出現!GoogleがARゲーム「スペースインベーダー ワールドディフェンス」配信

 Googleは、ARを駆使したスペースインベーダー題材のシューティングゲーム「スペースインベーダー ワールドディフェンス」を配信開始した。AndroidとiOSの両方でプレイできる。

 ARCore Geospatial APIのAR技術である「Streetscape Geometry API」を採用。このAPIは、現在地から半径100m以内にある建物の3Dモデルを取得し、ARのオブジェクトが建物の隠れて見えるようにしたり(オクルージョン表現)、現実空間の建物に反射するような表現、特定の建物のARオブジェクトを貼り付けるといった表現を組み合わせ、没入感のあるARコンテンツ開発を実現できる。

 本ゲームではこのAPIを駆使し、スマートフォンを片手に近所を探索すると、新しいスペースインベーダーを探し出して倒すことができる。特別のパワーアップアイテムをみつけたり、ハイスコアを目指して近くにいる友達と競いあったり、ゲーム内のスクリーンショットをSNSに上げてスコアを共有できる。

 周囲のみならず、近くの建物、橋、そのほかの建築要素を使用してARを実現。場所、時間、天気に適応した表現が実現するという。

都市の建物の周囲に3Dインベーダーが出現する様子
ARで自撮りしてパイロットになれる