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OPPO、メモリを8GBに増量した6.4型ミドルレンジ5Gスマホ

OPPO Reno9 A

 OPPOは、独自の背面加工など高い質感とバランスの取れた機能性を謳う6.4型ミドルレンジ5Gスマートフォン「OPPO Reno9 A」を22日に発売する。本体色はムーンホワイトとナイトブラックの2種類。

 OPPO Reno9 Aは、従来モデルから引き続き本体背面に独自加工のOPPO Glowを採用するとともに、新たにガラス素材も使用し、高級感のある筐体デザインを採用した5G対応スマートフォン。厚さを約7.8mm、重さを約183gに抑えた薄型軽量設計も特徴とする。

OPPO Glow加工に加え、ガラスも使用した

 SoCは従来モデルから継続してSnapdragon 695 5Gを搭載。ミドルレンジモデルながら大容量の8GBメモリを装備しており、ストレージの一部をメモリ領域として割り当てられる機能とあわせて、最大16GBまで拡張できる。

 ストレージは128GBを内蔵し、最大1TBのmicroSDXCカードにも対応。ディスプレイは約6.4型の1,080×2,400ドット有機ELを採用。90Hzのリフレッシュレートに対応し、滑らかな映像表示が可能となっている。

 背面カメラは約4,800万画素/F1.7広角、約800万画素/F2.2超広角、約200万画素/F2.4マクロによる3眼構成で、前面カメラは約1,600万画素/F2.4を搭載。夜景モード、ネオンポートレートなどさまざまな撮影モードを使えるほか、前面カメラで使える新たなモードとして、背景を自動でモノクロにして映画のポスターのような写真を撮れる「AIカラーポートレート」も利用できる。

メモリは最大16GBまで拡張できる
AIカラーポートレート

 そのほか、IP68の防水防塵設計やおサイフケータイに対応。マイナンバーカードもサポートしており、スマートフォンからの行政手続きなどにも活用できる。また、36カ月使用してもシステム劣化を5%以下に抑制できる「システム劣化防止機能」や、マルチタスク時の動作を安定させる独自の「DCE(Dynamic Computing Engine)」技術も備える。

新たに搭載のDCE。ColorOS 13が提供する機能で、一部の従来機種でもアップデートで利用可能になるという

 主な仕様は、Snapdragon 695 5G、8GBメモリ、128GBストレージ、6.4型1,080×2,400ドット/90Hz対応有機EL、ColorOS 13(Android 13ベース)などを搭載。生体認証はディスプレイ内指紋認証および顔認証に対応する。

 無線機能には、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、おサイフケータイなどを装備。SIMはNano SIM+eSIM、SIMカードスロットはNano SIM×2で、うち1基はmicroSDカードスロットと排他となる。

 対応バンドは、5Gがn3/n28/n41/n77/n78、4GがBand 1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28/38/40/41/42、W-CDMAがBand 1/4/5/6/8/19、GSMが850/900/1,800/1,900MHz。

 インターフェイスはUSB 2.0 Type-C、3.5mmイヤフォンジャックで、18Wの急速充電をサポート。バッテリ容量は4,500mAhで、日々のパターンから充電を最適化し、過充電による劣化を防ぐバッテリケア充電機能も備える。

 本体サイズは約74×160×7.8mm、重量は約183g。

本体色はムーンホワイトとナイトブラックの2種類

 また発売を記念して、直営店で予約/購入すると先着999個限定でBluetoothイヤフォン「OPPO Enco Air2 Pro」をプレゼントするキャンペーン、独自の保証サービスOPPO Careの1年プランを無料、または2年プランを半額で利用できるキャンペーンなども実施する。

OPPO Reno9 A
ムーンホワイト(左)、ナイトブラック(右)
背面は引き続き独自のOPPO Glow加工。カメラユニット周りには新たに光沢のあるガラスを使用した
左側面
右側面
上部
下部

従来モデルのデザインはそのままに、よりサクサクな製品に

 13日開催の製品説明会に登壇した営業推進部 プロダクトマネージャーの中川裕也氏によれば、2023年3月までで、OPPO Reno Aシリーズは累計出荷台数が180万台を突破。おサイフケータイの搭載や防水防塵設計、デザインやカラーリングなど、ユーザーの声に寄り添った製品開発を進めてきた結果だと説明した。

 同社の調査によれば、前世代のOPPO Reno7 Aに対して、シンプルで質感の高いデザイン、バランスの取れた機能性などがユーザーから評価されており、特にデザインについては半数以上のユーザーが購入理由として挙げていた。さらに、大容量メモリ、システム劣化防止機能なども理由として多かったという。

 今回のOPPO Reno9 Aついては「もっと、サクサク。もっと、わくわく」のコンセプトの元、Reno7 Aの持つデザイン性を継承しつつ、サクサク感などの機能性をさらに向上させた製品になったと説明した。

営業推進部 プロダクトマネージャー 中川裕也氏
OPPO Reno Aシリーズは累計出荷台数が180万台を突破
従来モデルのOPPO Reno7 Aではデザイン性やバランスの取れた機能性が好評だったという

【13日14時追記】一部の製品仕様や製品発表会での情報、実機写真などを追加しました。