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Surfaceのように使える「ONEXPLAYER 2」が3月末に国内発売。コントローラ着脱式

ONEXPLAYER 2

 株式会社テックワンは、コントローラ着脱式で純粋なタブレットのようにも使えるゲーミングUMPC「ONEXPLAYER 2」の予約を開始した。発売は3月31日。予約限定価格は14万9,400円(メモリ16GB+ストレージ1TB構成、通常価格は16万6,000円)からとなっている。

 初代ONEXPLAYERの2,560×1,600ドット表示対応8.4型液晶ディスプレイを継承しながら、画面左右のコントローラを着脱式とし、純タブレットとしても使えるフォルムとした。またキックスタンドも装備し自立が可能、別売りの着脱式キーボードをつければSurfaceのようなフォルムでも利用できる。

 今回の製品の開発ポイントはコントローラで、軽量性を実現しつつ剛性を確保するのに苦労したという。また、着脱機構はNintendo Switchとはまったく異なる自社開発のものとした。接続はポゴピンによる有線接続となっており、この点は従来の「OneGx1」シリーズと異る。

 さらに、コントローラを2.4GHz独自無線もしくはBluetooth接続できる専用のアタッチメント「ワイヤレスジョイスティックコネクター」に取り付け、離れた場所から操作することもできるとしている。

コントローラは着脱式
本体上部のデザインもなかなか凝っている
別売りのキーボードを取り付けた状態でSurfaceのように持ち運べる
コントローラを取り付けた状態の重量は862g

 また、12×27mmの大型スピーカーを内蔵し、Harmanの協力のもと調整を繰り返して開発を行ない認証を取得。臨場感のある音質を実現したという。バッテリも強化ポイントで、容量は17,100mAhとなった。TDPを15Wに設定して、解像度を落としたり、フレームレート上限を30fpsなどに制限すれば、5時間程度の3Dゲームプレイも実現可能としている。

Harmanと共同開発したスピーカー
17,100mAhの大容量バッテリ

 さらに、エルゴノミクスのカーブデザイン、業界最高精度を謳うALPS製のジョイスティックを採用し、大型ファン+ヘリンボーンデザインの銅製ヒートパイプにより、放熱性を高めつつ静音性の向上などが図られた。

エルゴノミクスデザインの採用
ALPS製ジョイスティックの特徴
統合ユーティリティGame Centerを搭載
ファンの大型化による静音性の向上
インターフェイス類
そのほかの仕様
各パーツの重量
Ryzen 7 6800Uをベースとした構成

 CPUはRyzen 7 6800U。そのほかの構成および価格は、メモリ16GB+ストレージ1TBモデルが16万6,000円、32GB+1TBモデルが18万2,000円、32GB+2TBモデルが19万8,000円。予約限定価格は順に14万9,400円、16万3,800円、17万8,200円となっている。専用カバーキーボードは8,980円。本体色はミッドナイトブラックとスノーホワイトの2種類が用意される。

予約開始情報
各モデルの価格

 インターフェイスはUSB4、USB 3.2 Type-C、USB 3.0、microSDカードスロット、3.5mmステレオミニジャック。各パーツの重量は、本体が約709g、コントローラが約139g、ワイヤレスジョイスティックコネクターが約98g。

スノーホワイトモデル
キックスタンドを内蔵し、自立が可能
本体背面のデザイン
本体底面
コントローラを取り付けた状態
コントローラを取り付けた状態の背面
グリップ部
従来のONEXPLAYERと比較してグリップの厚みが増してホールド感が高まった
ツートンカラーのデザイン
従来のONEXPLAYER(右)との比較
ONEXPLAYER mini Gold(左)との比較
Game Centerを立ち上げたところ
本体側面
トリガーボタンの拡大