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富士通、画面の前に座るだけでスリープ復帰する23.8型一体型PC

ESPRIMO FHシリーズ

 富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)は、一体型PC「ESPRIMO FH」シリーズ(23.8型)の2022年冬モデルを発表した。3モデルを用意し、価格はすべてオープンプライス。

 ESPRIMO FHシリーズ(23.8型)は、4辺狭額縁デザインを採用し、デザイン性と省スペース化を両立した一体型PC。PCの前に人が座ったことを検知し、Windows Helloでの顔認証を行ない、電源ボタンやマウスなどを操作せずともスリープから復帰できる「瞬感起動」機能を搭載する。

 また、AIメイクアップアプリのUmoreや、AIノイズキャンセリング、スマホ連携機能などを搭載。HDMI入力端子を備え、モニターとしても使えるほか、地上デジタル/BS/CS 110度放送対応のダブルTVチューナー内蔵モデルも用意する。

 カタログモデルの主な仕様は「FH77/G3」の場合、Core i7-1165G7、16GBメモリ、256GB SSD(PCIe接続)+1TB HDD、23.8型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶、Blu-rayドライブ(BDXL対応)、地上デジタル/BS/CS 110度対応TVチューナー×2、Windows 11 Homeなどを搭載。本体色はブラックのみ。

 「FH60/G3」の場合、Core i5-1135G7、8GBメモリ、512GB SSD(PCIe接続)、23.8型フルHD液晶、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 11 Homeなどを搭載。本体色はホワイトのみ。

 また、カスタムメイドモデル「WF1/G3」の場合、CPU、メモリ、ストレージ、光学ドライブのカスタムや、TVチューナーの有無、ブラックまたはホワイトの本体カラーなどが選択できる。

 インターフェイスはほぼ共通で、USB 3.1 Type-C、USB 3.0×3、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、HDMI×2(入出力各1基)、約92万画素Webカメラ(顔認証対応)、SDカードスロット、音声入出力などを装備。TVチューナー搭載モデルではアンテナ端子などを追加で備える。

 本体サイズは544×174×385~386mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.4kg。