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Windows 11月度更新、エクスプローラーの不具合など修正

 Microsoftは8日(米国時間)、Windows 11/10向けの11月度更新パッチを提供開始した。

 Windows 11向けには「KB5019980」(バージョン22H2)、「KB5019961」(バージョン21H2)を提供中。前者では、ファイルエクスプローラーにおいてフォルダのローカライズに失敗する問題の修正を実施したほか、両者ともにOSのセキュリティ修正を行なっている。

 Windows 10向けには「KB5019959」(バージョン20H2以降)、「KB5019966」(Enterprise 2019 LTSCなど)を提供中。前者はOS機能におけるセキュリティ対策、後者はこれに加えてヨルダンのサマータイムの停止や中国語の一部の文字幅がおかしくなる問題を修正した。

 セキュリティ関連の修正では、Mark of The Webのセキュリティ機能におけるバイパスの脆弱性(CVE-2022-41091)や、Windows印刷スプーラにおける特権昇格の脆弱性(CVE-2022-41073)などを含む、多数の不具合に対処している。