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Microsoft OfficeがMicrosoft 365に名称変更。アイコンなども刷新

 Microsoftは、一部を除く「Microsoft Office」関連製品について、名称を「Microsoft 365」へと変更すると発表した。

 2022年11月から順次「Office.com」を「Microsoft365.com」へと切り替える予定で、2023年1月にはOfficeモバイルアプリやWindows向けOfficeアプリもMicrosoft 365アプリへと変更していく。業務向け、学校向け、個人向け製品を対象としているが、買い切りタイプのOffice 2021やOffice LTSCについては、今後も引き続きOfficeの名称を使用する。

 既存のアカウントやプロファイル、ファイル、サブスクリプションの契約情報などへの影響はなく、ユーザー側での対応も必要ないとしている。11月以降順次提供する自動アップデートによって、新たな名称とアイコンが適用される予定。

 名称変更にあわせて刷新するMicrosoft 365アプリは、Microsoft 365内のアプリ群やコンテンツにアクセスするための入口のような役割となり、Web版、Windows版(Microsoft Store経由)、Android版、iOS版を展開。よく使うツールを探す/起動する/ピン留めするといったことができるApp module、契約状況やストレージの使用状況をまとめて確認できるWelcome Badging、作成したコンテンツをまとめて閲覧できるMy Contentなどといった機能を用意し、一部はすでに利用可能となっている。