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米産業安全保障局、半導体用酸化ガリウムやECADなどを輸出規制
2022年8月15日 13:31
Bureau of Industry and Security(BIS、米国産業安全保障局)は12日(米国時間)、半導体製造用の酸化ガリウムやECAD用ツールなどを含む、新たな輸出規制に関する暫定的な最終規定を発表した。
輸出規制の対象となるのは、高温や高電圧下での半導体動作を実現する酸化ガリウムおよびダイヤモンド、複雑な集積回路を設計できるECAD、3nm以下のプロセス微細化につながるGAAFET技術、ロケットや超音速システムの燃焼器に応用可能なPGC(Pressure Gain Combustion)技術の4項目。
この4項目については、ワッセナー・アレンジメント(通常兵器や関連技術などの輸出管理に関する申し合わせ)の2021年12月総会にて、参加国42カ国で輸出管理に合意しているが、今回の輸出規制ではより広範囲の技術やソフトウェアを対象としているという。