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ファーウェイ、チタン/セラミック採用のフラグシップスマートウォッチ

WATCH GT 3 Pro

 華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、チタンやナノセラミック製ボディを採用したフラグシップスマートウォッチ「WATCH GT 3 Pro」、完全分離型Bluetoothイヤフォンの「FreeBuds Pro 2」、「FreeBuds SE」を28日に発売する。

WATCH GT 3 Pro

 WATCH GT 3 Proは、同社のフラグシップモデルとなるスマートウォッチ。チタンボディを採用した46mmモデルと、ナノセラミックボディを採用した43mmモデルの2タイプを用意する。

 46mmモデルは、アクティブモデルとクラシックモデルの2種類があり、価格はそれぞれ4万3,780円、4万7,080円。軽量で耐久性の高いチタンボディに、肌に優しいナノセラミック製の背面ケースを組み合わせたデザインが特徴。天板は透明度が高く傷付きにくいサファイアガラスを採用した。

 43mmモデルは、クラシックモデルとエレガントモデルの2種類があり、価格はそれぞれ5万4,780円、7万6,780円。1,500℃の窯で7日間焼成し、ダイアモンドパウダーによるポリッシュで仕上げたナノセラミック製筐体が特徴。ベゼル部分に波打つデザインを採用するなど、アートとテクノロジーの融合を目指したとする。エレガントモデルについては、バンド部分にもナノセラミックを使用している。

ボディにはチタンを採用
背面はナノセラミック製ケース
テクノロジーとアートの融合を目指した43mmモデル
本体はナノセラミック製

 全モデル共通で、独自開発アルゴリズムを使用した心拍数モニタリング技術のTruSeen 5.0+を搭載。血中酸素レベル、ストレス、睡眠のモニタリングや、活動記録、月経管理などといった健康管理機能を備える。加えて、100種類以上のワークアウトモードを備え、GPSによるスマートウォッチ単体での測位も可能。ランニング能力指数やトレーニング負荷、回復時間、最大酸素摂取量などを確認できるTruSportも備える。

 さらに、水深30mまでに対応する防水機能や先進的な深度センサーに加え、フリーダイビングモードを新たに用意。リアルタイムのダイビングデータを確認できる機能や、ダイビング中に情報を確認しやすい専用UI、各種アラートと通知、無呼吸トレーニングモードが利用できる。

 そのほか、内蔵のマイクとスピーカーを利用したBluetooth通話機能、SMSへのクイック返信機能に対応。無接点充電は従来モデルから30%高速化し、10分の充電で1日間使用できるとしている。通常使用時のバッテリ駆動時間は、46mmモデルが14日間、43mmモデルが7日間。

心拍数や睡眠などの健康モニタリング機能を多数搭載
100種類以上のワークアウトモードを用意し、GPSも内蔵
ダイビング向けのモードも搭載した
充電速度は従来比30%向上
主な特徴

 ディスプレイは46mmモデルが1.43型AMOLED、43mmモデルが1.32型AMOLEDを搭載し、解像度は466×466ドットで共通。センサー類はともに加速度/ジャイロ/光学式心拍/磁気/気圧/温度を備え、測位方式はGPS/GLONASS/Galileo/Beidou/QZSS。対応OSはAndroid 6以降/iOS 9以降で、Bluetooth 5.2で接続する。

 本体サイズ/重量(ベルト含まず)は、46mmモデルが約46.6×46.6×10.9mm(幅×奥行き×高さ)/約54g、43mmモデルが約42.9×42.9×10.5mm(同)/約50g。

WATCH GT 3 Pro(46mm/左がクラシック、右がアクティブモデル)
WATCH GT 3 Pro(43mm/エレガントモデル)
WATCH GT 3 Pro(43mm/クラシックモデル)

FreeBuds Pro 2/SE

FreeBuds Pro 2

 左右分離型Bluetoothイヤフォンでは、新たに2製品を投入。平面型振動板ドライバーを採用したハイエンドモデルの「FreeBuds Pro 2」と、エントリーモデルとなる「FreeBuds SE」を用意し、価格はそれぞれ2万6,800円、4,980円。どちらも28日に発売する。

 FreeBuds Pro 2は、4マグネットによるダイナミックドライバーと、左右分離型としては初を謳う平面型振動板ドライバーによる、デュアルドライバーを内蔵したイヤフォン。耳の形や装着状態に応じて音響を調整するアダプティブイヤーマッチングEQや、音量を変えても一貫した音質を実現するアダプティブボリュームEQ機能に加え、高音質コーデックのLDACやマルチポイント接続もサポートした。

 そのほか、トリプルマイクによるアクティブノイズキャンセリング機能や、風切り音を低減する筐体構造やディープラーニングアルゴリズムを活用したクリアな音声通話も特徴となっている。バッテリ駆動時間は、ANCオン時で単体4時間/ケース込みで18時間、ANCオフ時で単体6.5時間/ケース込みで30時間。

平面型振動板ドライバーを採用。左右分離型イヤフォンとしては初を謳う
主な特徴
FreeBuds SE

 FreeBuds SEは、セミオープンのカナル型デザインを採用したエントリー向けイヤフォン。外耳道への圧迫感を軽減し、通気性と軽さを実現した。10mm径のダイナミックドライバーを内蔵し、デュアルマイクによる通話ノイズ低減機能も備える。

 EMUI 10以降搭載のスマートフォンを使用している場合、ケースを開けるとすぐにペアリングできるポップアップペアリングに対応。バッテリ駆動時間は単体で4~6時間/ケース込みで24時間。

セミオープンのカナル型デザインを採用
デュアルマイクによる通話ノイズ低減機能も備える