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第12世代Core/Web会議向け機能強化の14型モバイルノート「VAIO SX14」

VAIO SX14

 VAIO株式会社は、CPU性能やWebカメラ機能を強化した14型モバイルノート「VAIO SX14」を7月1日に発売する。価格はオープンプライス。VAIOストアでの受注は本日(14日)より開始。

 CPUとして新たに第12世代Coreを採用。上位のCore i7-1260P(12コア/16スレッド)搭載モデルでは、従来モデル(Core i7-1195G7搭載機)から性能が1.51倍向上した。特別仕様となるALL BLACK EDITIONでは、14コア/20スレッド構成のCore i7-1280を採用し、従来モデルと比べて1.65倍、Core i7-11390H搭載のVAIO Zと比べても1.22倍の性能を発揮できるとしている。

 加えて、独自技術のVAIO True Performanceを装備。電源強化や放熱能力を高めるだけでなく、温度や負荷状況に応じた制御を行なうことで、高いCPU性能を維持する。

 そのほか、Webカメラの品質を向上する機能を複数追加しており、背景ぼかしや顔優先AE、自動フレーミング、ちらつき低減、逆光補正調整などが設定から利用可能となった。ネットワーク周りでは、6GHz帯での広帯域通信を実現するWi-Fi 6Eをサポートし(総務省認可後にアップデートにて有効化)、ALL BLACK EDITIONでは5Gモデムも内蔵できるようになった。

本体
天板(ファインブラック)
キーボード面
右側面(上)、左側面(下)
ALL BLACK EDITION

 店頭モデルの主な仕様は「VJS14590111B」の場合、Core i7-1260P、16GB LPDDR4X、1TB PCIe SSD、14型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。実売予想価格は27万9,800円前後の見込み。

 「VJS14590211B」、「VJS14590311T」、「VJS14590411W」の場合、Core i5-1240P、16GB LPDDR4X、512GB PCIe SSD、14型フルHD非光沢液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。実売予想価格は23万9,800円前後の見込み。

 インターフェイスは共通で、Thunderbolt 4×2、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、HDMI、207万画素Webカメラ(顔認証対応)、電源ボタン一体型指紋認証センサー、音声入出力などを備える。

 本体色はファインブラック、アーバンブロンズ、ファインホワイト、ブライトシルバーの4種類。サイズは約320.4×222.9×13.3~17.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1,080g。バッテリ駆動時間は約27時間。

【表】店頭モデルの主な仕様
製品型番VJS14590111BVJS14590211BVJS14590311TVJS14590411W
CPUCore i7-1260PCore i5-1240P
GPUIris Xe Graphics
メモリ16GB LPDDR4X
ストレージ1TB PCIe SSD512GB PCIe SSD
ディスプレイ14型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶
OSWindows 11 Home
バッテリ駆動時間約27時間
汎用ポートThunderbolt 4×2、USB 3.0×2
映像出力Thunderbolt 4×2、HDMI
カードリーダ-
有線LANGigabit Ethernet
無線機能Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1
Webカメラ207万画素
セキュリティ顔認証、指紋認証(電源ボタン一体型)
その他ステレオスピーカー、ステレオマイク、ステレオミニジャック(ヘッドセット対応)
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)約320.4×222.9×13.3~17.9mm
重量約1,080g
本体色ファインブラックファインブラックアーバンブロンズファインホワイト
実売予想価格27万9,800円23万9,800円
アーバンブロンズ
ファインホワイト
ブライトシルバー