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12コアCPU採用の1kg切り12.5型ノート「VAIO SX12」

VAIO SX12

 VAIO株式会社は、第12世代CoreやWebカメラ機能を強化した12.5型モバイルノート「VAIO SX12」を7月1日に発売する。価格はオープンプライス。VAIOストアでの受注は本日(14日)より開始。

 従来モデルからCPUを第12世代Coreへと刷新。上位のCore i7-1260P(Pコア×4+Eコア×8)搭載モデルでは、従来のCore i7-1195G7搭載モデルと比べて、約1.5倍の性能向上を達成した。加えて、電源強化や放熱能力の向上と、温度や負荷状況にあわせた制御により、CPU性能を高く維持するVAIO True Performanceも備える。

 加えて、背景ぼかしや自動フレーミング、顔優先AEなどといったWebカメラ向け機能を新たに搭載。ちらつき低減や逆光補正調整機能なども用意している。ネットワーク周りでは、Wi-Fi 6Eによる6GHz帯での無線通信もサポートした(総務省認可後にアップデートで利用可能となる)。

 そのほか、AIノイズキャンセリングなどのWeb会議支援機能、快適な打ち心地と操作性を実現するキーボードやタッチパッド、電源ボタン一体型指紋認証や顔認証による生体認証、180度開くヒンジなどといった特徴は従来モデルから継承した。

キーボード面
右側面(上)、左側面(下)
ALL BLACK EDITION
ヒンジのオーナメント部はガンメタリック

 また、特別仕様となるALL BLACK EDITIONも引き続き用意。より高性能なCore i7-1280Pを搭載するほか、5Gモデムを内蔵可能で、背面オーナメントをガンメタリックで仕上げており、専用パッケージも採用している。さらに、隠し印字のキーボードも選べる。

 本体色はファインブラック、アーバンブロンズ、ローズゴールド、ファインホワイト、ブライトシルバーの5種類。ALL BLACK EDITIONを含め、標準の壁紙は本体色に応じたものを設定しており、統一感を高めた。

 店頭モデルの主な仕様は「VJS12590111B」の場合、Core i7-1260P、16GB LPDDR4X、512GB PCIe SSD、12.5型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶、Windows 11 Proなどを搭載し、実売予想価格は27万9,800円前後の見込み。

 「VJS12590211B」、「VJS12590311T」、「VJS12590411P」の場合、Core i5-1240P、16GB LPDDR4X、256GB PCIe SSD、12.5型フルHD非光沢液晶、Windows 11 Proなどを搭載し、実売予想価格は21万9,800円前後の見込み。

 インターフェイスは共通で、Thunderbolt 4×2、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、HDMI、207万画素Webカメラ(顔認証対応)、電源ボタン一体型指紋認証センサー、音声入出力などを備える。

 本体サイズは約287.8×205×15~17.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約929g。バッテリ駆動時間は約26時間。

【表】店頭モデルの主な仕様
製品型番VJS12590111BVJS12590211BVJS12590311TVJS12590411P
CPUCore i7-1260PCore i5-1240P
GPUIris Xe Graphics
メモリ16GB LPDDR4X
ストレージ512GB PCIe SSD256GB PCIe SSD
ディスプレイ12.5型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶
OSWindows 11 Pro
バッテリ駆動時間約26時間
汎用ポートThunderbolt 4×2、USB 3.0×2
映像出力Thunderbolt 4×2、HDMI
カードリーダ-
有線LANGigabit Ethernet
無線機能Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1
Webカメラ207万画素
セキュリティ顔認証、指紋認証(電源ボタン一体型)
その他ステレオスピーカー、ステレオマイク、ステレオミニジャック(ヘッドセット対応)
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)約287.8×205×15~17.9mm
重量約929g
本体色ファインブラックファインブラックアーバンブロンズローズゴールド
実売予想価格27万9,800円21万9,800円
ファインブラック
アーバンブロンズ
ローズゴールド
ファインホワイト
ブライトシルバー